ドント・ブリーズ ★★★☆☆

ドントブリーズ宣伝文句の「20年に一度の恐怖映画」というのはちょっと盛り過ぎかな。

一人住まいの盲目の老人が大金を持っていると情報を得た若者たちはその家を襲撃しようと企む。

ただ、その老人は軍隊上がりで、若者たちには、腹の座ったところがないせいで盲目の老人に逆に攻撃を受けることになる。

暗闇の中の盲人vs若者の攻防も息をのむが、後半からの老人の異常性があらわになる展開とラストの攻防まで見ている方も息を付けない!

強盗の目的と老人の異常性のどちらが正義か悩ましいところだが、映画の終わらせ方も微妙だった。



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私が見た映画ランキング2016

私が2016年、劇場で見た90本の映画をまとめました。
トップ10のみランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。(BEST10は略)
★★★★☆・・・面白い。お勧め。(BEST10は略)
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。つまらない。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)


1. FAKE
FAKE2014年にゴーストライター騒動で話題になった作曲家の佐村河内守氏を追ったドキュメンタリ。

当時いかにマスコミに視聴者が踊らされていたかがよく分かる。

この騒動の時の自分の印象は単に佐村河内氏の卑劣さだけが印象に残ったというものだった。

この映画も判断を示すことは避けているので見たままを受け止めるしかないが、自分もマスコミに踊らされていたのかもしれないと思ったのは事実だ。






2. 海よりもまだ深く
海よりもまだ深く「海よりも深い母の愛」という言葉があるが、おそらく監督は母の愛と同じくらいもしくはそれ以上に父の愛も深いのだと言いたかったのだろう。

阿部寛演じる良多を軸に父性が大きなテーマとなって、物語は進んでいく。

亡き父が良多と良多の母の淑子(樹木希林)に与えた影響と、良多が息子の真悟(吉澤太陽)に与える影響が同じなところが面白い。

意思がなくても親子であるというだけで似ていると言われるが、似るまいと思っても似てしまうのが親子。

夢見た未来とちがう今を生きる大人たちも、知らず知らず親のように生きている。

映画を通じて物語のわき役的な存在の淑子だが、その母としての愛の深さにもドキリとさせられる。


3. シン・ゴジラ
シンゴジラ柳田理科雄+エヴァンゲリオンのテイストで、3.11東日本大震災が東京で起きたらどうなるかシミュレーションをやってみた映画。

自分は好き。

すべてが斬新というわけではなく、どこかしら微妙な既視感のあるエピソード群の集積という気がするが、タイミングがいいのか陳腐には感じない。

このタイミングだからこその映画であり、そういう意味で今年見ておくべき映画だ。






4. レヴェナント:蘇えりし者
レヴェナント一体どうやって撮ったんだろう?CGなんだろうけど、それにしてもあまりにもリアル。。。

ずっとそう思いながら見てしまった。

ディカプリオが本作で初のアカデミー賞主演男優賞受賞だが、この映画の成功は、彼の演技がよかったというよりは演出と撮影の勝利だと思う。

映画は、荘厳で過酷なアメリカの大自然が圧倒的だ。

これまでならフェイドアウトしたり、あえて見せないような残酷なシーンも普通にそのまま見せていて、当時の死生観までが垣間見れる。




5. 君の名は。
君の名は。公開2日目に見たが、ここまでの大ヒットになるとは思わなかった。

美しい絵、現代の日本、どこにでもいるような主人公たちをミュージック・ビデオのようにして見せている。

理屈っぽい部分もあるが、感じる映画。

核が分裂したすい星と、夢と現実で入れ替わる二人。

一体でありながら同じではない、同じでありながら一体ではない、陰と陽のような両者。

一心同体(と同然)だった自分の一部が失われても、人は忘却して何事もなかったかのように時間は過ぎるが、言葉にならない何かが心に浮かび上がる。

誰しもが持つ言葉にならない衝動を刺激されたような気がして、心動かされずにいられなかった。



6. 永い言い訳
永い言い訳四季の移り変わりの描写が美しく画面構成の絵柄の色取りも鮮やかだ。

出演者の中では特に子役の女の子がよかった。

父性がテーマになっているが、女性監督による女性視点が冷徹であり、温和でもある。

親としての側面だけでなく、男としての側面もきちんと描いて立体的にしているところはさすがだ。







7. キャロル
キャロル緻密な映画だ。

男女の愛は、生殖、生活、金銭とつながりやすいので純愛ではない。

本当の愛は同性の愛でのみ成立するという説がある。

一方、最上の愛と言われる「無償の愛」とは親から子供に与えられるものがその典型だと言われる。

キャロルはひたすら純愛を求める人で、離婚により愛娘と引き裂かれようとするときに、ずっとこだわり続けた愛娘の親権を面会の権利に置き換えると言い出したのも娘にそっくりなテレーズと出会ったからだろう。

テレーズの小さな頃の写真を見るシーン、テレーズに「天から降りてきた」テレーズと話しかけることからも明白だ。

キャロルは、結局は自分の無償の愛の受け取り手を探していて、その愛は生殖や社会的なしがらみのある男女の愛ではなく、純愛である必要があったのだろう。

カンヌで女優賞受賞のルーニー・マーラもいいが、何よりケイト・ブランシェットの演技に圧倒された。


8. 帰ってきたヒトラー
帰ってきたヒトラー途中からどこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションかわからなくなるドイツ映画。

それだけタイムリーな映画ともいえると思う。

今のドイツが難民受け入れに積極的なのはホロコーストの歴史があるからだと言われている。

一方で移民受け入れについて最近は自国民が職を移民に奪われていることからも国民たちの間にフラストレーションが高まっているとも言われている。

そんな状況のドイツになんとあの人が帰ってきてしまうという映画なのだが、よくドイツで製作、上映が行われたものだと感心してしまう。

見ていて参ったのは、路上に撮影に行くところだ。

町の一般者たちの反応がドキュメンタリのようだが、本当にそうだろうか。

原作本のある映画なので演出なのか何とも判断がつかないところが厄介だ。

ネオナチの党員に問答を吹っ掛けたり等たとえフィクションだとしても本当にいいのかと思ってしまうシーンのオンパレードに驚く。


9. 幸せなひとりぼっち
幸せなひとりぼっちオーヴェという偏屈なスウェーデン男の一生を描いている。

愛する妻に先立たれながらも43年間勤めあげた鉄道会社を解雇されると、オーヴェは妻の後を追おうとするが、隣に中東から引っ越してきた家族の騒動に巻き込まれていく。

冷静に分析してしまうと、「フォレスト・ガンプ」のスウェーデン版で、SAAB対VOLVOのようなスウェーデン特有のエピソードも多い。

早く妻のもとへ行きたいと願うオーヴェだが、生きることの素晴らしさが逆に浮かび上がってくる描写展開に感動する。







10. アイアムアヒーロー
アイアムアヒーロー見る前はちょっとナメてたけど、途中からあまりのすさまじさに笑いがこみあげてきた。

古典的名作「ゾンビ」のモチーフを使ったシーンも多かったが、日本でもここまでリアルにゾンビ映画を製作できたことに感動。

マニアックなスプラッタ映画なら何年も前から日本でもあったが、このキャスティングで撮っていることと、何よりも、グロいだけでなく、きちんと見るものを怖がらせているところが大きな違いだろう。

映画序盤のワンカットで見せた町のパニック映像は特筆もの。

そしてラストも、元祖「ゾンビ」ではヘリで脱出でだったが、本作では正面からの徹底抗戦!

文字通りアイアムアヒーローとなるところにこそ、この映画にしかない凄みがある。

★★★★☆
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
ちはやふる -上の句-
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
怒り
ヒメアノ~ル
日本で一番悪い奴ら
マネー・ショート 華麗なる大逆転
シビル・ウォー
怒り
ケンとカズ
狂った果実 (*)
シチズンフォー スノーデンの暴露
ブルックリン
Love 3D


★★★☆☆
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
スーサイド・スクワッド
007 スペクター
クリード チャンプを継ぐ男
ブリッジ・オブ・スパイ
淵に立つ
ヒトラーの忘れもの
ザ・ウォーク
ズートピア
デッドプール
GANTZ:O
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
ディストラクション・ベイビーズ
セトウツミ
14の夜
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
サウルの息子
ディーパンの闘い
オマールの壁
スポットライト 世紀のスクープ
ルーム
インフェルノ
ジェイソン・ボーン
ハドソン川の奇跡
コロニア
風に濡れた女
マネーモンスター
リリーのすべて
ヘイトフル・エイト
スティーブ・ジョブズ
ピンクとグレー
人間の値打ち
聖の青春
レッドタートル ある島の物語
ファインディング・ドリー
疑惑のチャンピオン
ライト/オフ


★★☆☆☆
エクス・マキナ
ヘイル、シーザー
女が眠る時
オデッセイ
残穢【ざんえ】 ‐住んではいけない部屋‐
クリムゾン・ピーク
聲の形
ゴーストバスターズ
X-MEN:アポカリプス
アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
マダム・フローレンス! 夢見るふたり
世界の果てまでヒャッハー!
ジムノペディに乱れる
SCOOP!
シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ
死霊館 エンフィールド事件
スター・トレック BEYOND
デスノート Light up the NEW world
ミュージアム
マイケル・ムーアの世界侵略のススメ
64-ロクヨン-前編
殿、利息でござる
ちはやふる -下の句-
家族はつらいよ
僕だけがいない街
X-ミッション

★☆☆☆☆
64-ロクヨン-後編



(*) 初公開は2015年以前の作品

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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー ★★★☆☆

ローグワン時代が違うのか、スターウォーズ/エピソード4を見たときの自分が幼かったのか分からないが、最近のスターウォーズはどうも子供っぽく見えてしょうがない。

戦闘シーンはご都合主義的でこんな段取りの悪い作戦でなんで成功するんだと思ってしまう。

せっかくのデススター設計図奪取作戦もハラハラドキドキが今一つ感じられず残念。

まあ、自分の世代としては定期的に行われるお祭りとして楽しむくらいしかないのかなあ。

とはいえ、ラスト10分は衝撃的だ。

エピソード4に誰も登場しないことからも彼らの悲惨な最期は自明なのだが、それだからこそ、エピソード4のラストの歓喜がより重く感じられる。

エピソード3以降、どこか憐みの視線で見ていたダーズベイダーが、やはりとてつもなく大きな畏怖の存在に感じられたのもよかった。


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ぼくは明日、昨日のきみとデートする ★★★☆☆

ぼく明日無料鑑賞券があったので行ってみたのだが、これが予想外によかった。

序盤はありがちな青春恋愛もののようなスタートで正直眠たかったが、少し遅めのタイトルコールが出る辺りで映画の雰囲気がガラリと変わる。

(「ヒメアノ~ル」のタイトルも同じようなタイミングだったので妙な胸騒ぎが起きる)

よくよく話を聞いてみるとちょっと設定が説明的すぎでくどいけど(笑)

ただ、南山高寿(福士蒼汰)もネタ晴らしの話をあれこれ検討することなく、そのまま素直に受け入れてしまうのはちょっと驚きだ。(受け入れなければ話は進まないのだけれど)

最初この話を聞いても少し複雑すぎて容易に理解できなかったが、これまたご丁寧に最後にちゃんと話を辿り直してくれる。

ただ、ストーリーはいいのだけれど、見せ方がちょっとくどいのが残念。

あと、京都が舞台で、京都の風景もふんだんに映像として使われているのだが、あまり魅力的に見えないのはなぜだろう。

アニメで作るとよかったかもね。


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14の夜 ★★*☆☆

14の夜中学生の性に対する妄想をそのまま映像にしてみましたという作品。

1987年8月、町に一軒しかないレンタルビデオ屋にAV女優のよくしまる今日子がやってきてサイン会を行うという噂が中学生3年生のタカシたちの間に広まる。

ちょうどその日はタカシの姉がフィアンセを連れて家にやってくるという日。

何とか抜け出してサイン会に出向こうとするが、これが一筋縄ではいかない。。。

80年代を中学生として過ごした人なら懐かしい設定で見ている方も気恥ずかしくなること請け合い。

ヤンキー不良連中や暴走族など時代背景も懐かしすぎる!!!

中学生の性に対する馬鹿さ加減がこれでもかと赤裸々に映像化される一方で、父親のダメっぷりがこれまた強烈に突きつけられる。

家庭の中で父親の存在が弱くなったなどと言われたのも確か80年代。

そのような父親を見て育った80年代に中学生だった人たちも今は父親世代である。

中学生の性の妄想映画のようで、実はこれは現在の父親の映画だったのだ。

あと、細かいけど不良の金田があまりにも爽やかだったのと道端の車が30年前にはない最近の車だったのが残念。


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ヒトラーの忘れもの ★★★☆☆

ヒトラーの忘れ物第二次大戦中にドイツ軍がデンマーク海岸線に埋めた150万もの地雷を、戦後まもなくデンマーク軍はドイツ軍捕虜の少年兵に除去させる。

即席で地雷の除去方法を教え込まれた少年兵たちはたどたどしくも地雷を一つ一つ解体していくが、映画の観客も同時に地雷解体を追体験させられ、神経をすり減らす思いだ。

終戦直後、しかも相手はナチ。

食料も与えず、慈悲もなく延々と地雷除去作業をやらせるデンマーク軍曹の姿は当時としては十分納得できる厳しさだ。

それだけに、途中から軍曹の少年兵に対する態度の軟化具合は不可解だった。

ただ、戦争とはいえ年端もいかない少年が現代では考えられないような境遇に貶められるということは、分かっていても胸が締め付けられる。

少年兵たちの心の壊れ方も、もっとすさまじいものではなかったかとも思える。

今ならその非人道的な扱いは非難の対象だが、この混乱期のひどさについては枚挙のいとまがないことと比べると、事実をベースにしているとはいえ疑問符が付いてしまう。


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幸せなひとりぼっち ★★★*☆

幸せなひとりぼっちスウェーデンで「スターウォーズ/フォースの覚醒」を抑えて5週連続一位になったというスウェーデン映画。

オーヴェという偏屈なスウェーデン男の一生を描いている。

愛する妻に先立たれながらも43年間勤めあげた鉄道会社を解雇されると、オーヴェは妻の後を追おうとするが、隣に中東から引っ越してきた家族の騒動に巻き込まれていく。

スウェーデンも他のEU諸国と同様に移民が大勢入っているという最近の状況を反映して、映画の序盤はおそらくは多くのスウェーデン人が思っているように移民の言動を好ましくないように描いている。

冷静に分析してしまうと、「フォレスト・ガンプ」のスウェーデン版で、SAAB対VOLVOのようなスウェーデン特有のエピソードも多い。

きっと、自分も気づかなかったスウェーデン・ネタがもっと満載に違いない。

一方、今は偏屈なオーヴェにもいくつもの苦難があり、様々な生死にまつわるエピソードも多い。

早く妻のもとへ行きたいと願うオーヴェだが、生きることの素晴らしさが逆に浮かび上がってくる描写展開に感動する。



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風に濡れた女 ★★★☆☆

風に濡れた女日活ロマンポルノ・リブートプロジェクト第二弾、肉食系どころか獣系女子が主人公の作品。

突き抜けたパワーは、香港映画がルーツとのこと。

しかしながら、自分としてはもう少し振り切ってほしかったかな。

確かにエロは突き抜けているけど、本作にあるコメディ路線、格闘路線(?)もそれぞれもっとぶっ飛んでもらった方が自分の好み。








たまたまこの時間の映画館に入ったのだけど、この日はラッキーなことに舞台挨拶に遭遇。

監督曰く、既に次回作の構想まであるらしい!?

風に濡れた女3

風に濡れた女1



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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK ★★★*☆

ジャックリーネット上での評判がすこぶる悪いので何かやらかしているのかとも思いましたが、フツーに楽しい映画でした。

まあ、突っ込みどころがないわけではないでしたが、この手の映画は何も考えずに2時間集中して楽しめるかどうか、というのも大事だと思うので自分としてはあまり気にもせずです。

しかし、ドナルド・トランプを出すまでもなく、このような無骨なヒーロー像をトム・クルーズも扱うようになってきているというのは、不安にも思えてきます。

ちょっとした価値観も変わりつつあるんではないのかなと。








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ジムノペディに乱れる ★★*☆☆

ジムノペディに意味のあまり感じられない濡れ場がはいってくるのはちょっと引いたなあ。

ポルノだからそうなんだと言われればそうかもしれないが、今は70年代80年代とは比較にならないほど容易にセックス映像を手に入れることができるのだ。

そういう時代でのポルノ映画を期待したのだけど、タランティーノのように一昔前のB級映画的な演出を狙いすぎてやしないかい?

何かとワンパターンな音楽の使い方も学生映画を見ているようで安っぽさが鼻につく。

女優さんも似たタイプの人が何人も出てくるが(少なくとも自分にはそう見えた)、名前を知らないのと特徴がつかみにくいのとで見ていて集中直が持続しなかったのは残念。

主人公の古谷(板尾創路)がひたすらモテるという設定がまず初めにありきというのも無理やりな気がしないでもない。



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