2018.10.31(Wed)
自分はダメだった。
全然ノれなかった。
すべてが唐突。
主人公たちは急に焦りだしたり感心したり。
感情移入できず全て上滑りで置いてけぼりを食らった。
説得力のない文脈でどれだけ熱い演技をされてもついていけない。
低予算ながら脚本力だけで魅せる映画が多く公開される一方、有名俳優を使っても脚本がひどければ台無しになることがよく分かる。
山下監督も山田孝之も原作の漫画の大ファンとのことだが、原作ファンなら楽しめるのだろうか。
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2018.10.28(Sun)
見逃さずになんとか鑑賞できて良かった。
様々な二項対立を織り交ぜたバランス良い描写が素晴らしかった。
・ 聖と俗
・ 西洋と東洋
・ 個人と家族
・ 美と醜
・ 妥協と対決
嘘をつくという行為への対応の仕方は今更ながらすごく響くものがあった。
ミシェル・ヨーは相変わらず美しく気高く強かった。
クライマックスは麻雀でのレイチェルとの女同士1対1の対決。
しかもキーとなるのは竹を意味するソウズ牌とくると「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイーとの1対1の死闘を思い出す。
アクションはなくとも散らす火花は同じ。
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2018.09.30(Sun)
ストーリーはむしろありきたりで展開はある程度読めてしまう。
それでも見事な見せ方でハラハラ・ドキドキのスリルがたまらない。
何よりこの映画がそれだけにとどまらない余韻を与えてくれるのは主人公たちの描写が秀逸だから。
結果はどうであれ物事に全力をかけて挑む姿に心揺さぶられる。
監督が日本の是枝監督を崇拝していると知って妙に納得。
リン役のチュティモンが素晴らしい。
彼女はモデル出身の9頭身で、演技経験がなかったらしいが本作で主役を見事に演じ切っている。
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2018.08.15(Wed)
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2018.08.12(Sun)
高校生向けの映画ですな。
恋に恋する女子高生も浜辺美波の演技だのみで演出不足。
もう少し工夫のしようがあっただろうに。
新川優愛はきれいだったな。
北川景子が唐突に出てきて消えるが、彼女の役どころは何だったの?
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2018.07.29(Sun)
ネイティブ・アメリカンが住むウインド・リバー保留地では、少女ばかりが殺され、犯人は見つかることがない。。。
マイナス20℃の世界で深呼吸を続けると肺はたちまち凍結し、バーストする。
なじみのない極寒の世界が舞台であるが故に、普通に過ごしていても次に何が起きるか分からないという緊張感が張りつめる。
強制移住されたネイティブ・インディアンの広大な極寒の地は地元の保安官6名でカバーするのみ。
そんな場所へFBIはラスベガス(砂漠の地)から1名の捜査員を派遣することからもいかにタブー視された場所かがうかがい知れる。
いまだにアメリカに存在する無法地帯同然の場所での事件捜査。
マークしていなかった映画だけに見れてよかった。
見逃すと後悔する作品。
第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞受賞。
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2018.07.22(Sun)
鑑賞後、最初の感想は、予告編で見せすぎていて本編で新鮮さが欠けてしまったという印象。
また、予告編は家族で楽しめる娯楽映画のような印象も与えていたけれど、ストーリーらしいストーリーはなく、くんちゃんの精神世界を描いた極めて私小説的な映画。
家族で見に行っても、日常をアニメで見せられているだけのように感じるんじゃないだろうか。
映画自体はつまらないものではないけれど、宣伝方法を間違えている気がする。
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2018.07.14(Sat)
緻密な脚本。
練られた物語の構成。
誰でも作れそうだけど、今まで誰も作らなかった映画。
序盤のワンカット映画だけでもすごいと思ったけれど、これをちゃんと伏線回収して見せるところがすごい。
でも、同じ物語を視点を変えてもう一度見せるのは、残念ながらダレてしまった感は否めない。
ただ、あまりにも見事なつながりに、鑑賞後も無意識のうちにこの3重構造(4重構造?)の仕組みを理解しようと何度も考察している自分に気づいた。
口コミでヒットして拡大公開が決まっているようだけど、大作娯楽映画のような作品を期待して見に行くと失望するかもしれない。
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2018.07.06(Fri)
日本での「アベンジャーズ/インフィニティウォー」の興行収入一位を阻止した作品ということで世界的に有名になった作品。
それほど話題にもなっていないが、いまだにランキングの10位以内に位置している怪物映画だ。
映画のストーリーは本格刑事ドラマ仕立て。
しかし、これって難しすぎやしないか?!
小中学生にそんなに受ける内容とも思えないが、いったいどんな層が見に行っているんだ?!
ラストのカーアクションも編集がそこだけおかしくなってガッカリ。
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2018.07.01(Sun)
どういう意味で「パンク」なのかがよく分からなかった。
宮藤官九郎脚本だから、また、テキトーなのかと思ったら、これって原作があったのね。
鑑賞後まで知らなかった。
ストーリー自体は穴だらけだけど、ノリはよくて出てる俳優さんたちはみな楽しそう。
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