怪物はささやく ★★★*☆

怪物はささやくすごく文学的・哲学的な寓話作品。

ファンタジー色もちゃんと付いていて、エンタテイメント的な見せ方も素敵。

何にもとらわれずに自分に素直になって、それを言葉で表現するのは誰もが難しい。

今更ながらにそう思うのだが、これは自分の成長にすごくいい影響を与えるすごく大事なこととしみじみ思った。


あと、シガニー・ウィーバーがおばあちゃん役だったのは時の流れを個人的には感じずにおれなかった。

それと、やはりフェリシティ・ジョーンズはいいな。

「スターウォーズ」に出演したことで変な色が付かなければいいんだけど。


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パトリオット・デイ ★★★☆☆

パトリオットデイパトリオット・デイ=愛国者の日に催されるボストンマラソンで起きた爆弾テロの実話に基づいた物語。

題名からもわかるようにアメリカの国威掲揚映画の一面もあり。

一方で、弁護士を置かずに容疑者を詰問するシーンを見せるのは勇気があるなと思う反面、テロリスト容疑者の人権はないことを暗に広めているようにも取れて少し恐ろしかった。









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22年目の告白-私が殺人犯です- ★★★*☆

22年目突っ込みどころは満載だが、息をつかせぬ緊張感が圧倒的。

スキャンダラスな事件を常に求めるマスコミのハイエナ的な動きが殺人を告白した男と共に日本中を狂騒に巻き込む。












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LOGAN/ローガン ★★★☆☆

ローガン200年生きてきたウルヴァリンもその特殊能力は影を潜め、寿命が近づいてきた。

主演のヒュー・ジャックマンの実年齢に近づけてきた設定にしか見えなかったりもするのだが、これまでのアメコミ映画にありがちな展開はない一味違う作品になっていた。

ローガンが老眼というダジャレは日本人ならみんな頭をよぎっていそうだ。

ストーリーや設定は期待していたよりは単純で、ローガンも"お父さん"してしまったりと大した盛り上がりも感じられなかったのは残念だった。

特に、他の映画との関連を示すシーンもなし。

ラストはクレジットの後に墓の底から蘇ることをほのめかすようなシーンを期待したがそれもなく、本当にウルヴァリンはこれで終わりかと少し寂しかった。



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夜明け告げるルーのうた ★★*☆☆

夜明けを告げるルー自分の大好きなアニメ「マインドゲーム」の湯浅政明監督の作品ということで、楽しみにして見てきたが、それがハードルを高くし過ぎたせいか少し残念な結果に終わった。

「夜は短し歩けよ乙女」にしても、より写実的な場面とぶっ飛んだ表現の場面の対比がこの監督の良さでもあると思うのだけれど、今作ではほとんどぶっ飛びっぱなし。

物語も熟成されていない感じでふらついていたのが残念。

真面目に伏線は最後に回収してくれるのだけれど、整理されていないせいで自分としては感動もいまひとつ。





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マンチェスター・バイ・ザ・シー ★★★*☆

マンチェスターすさんだ言動を繰り返す便利屋のリー。

兄の訃報を聞いて故郷の町マンチェスター=バイ=ザ=シーへと戻るが、すさみ切った彼の表情からは兄の死に対するショックは読み取れない。

兄の息子の後見人と指名されたことから故郷で起きた出来事が次から次へとリーの脳裏へよみがえる。

リー自身がその昔この町で起こした事故はショッキングだが、それも兄の支えで乗り越えてきた。

事故以来、無表情になってしまった彼に追い打ちをかける兄の死は計り知れないものだったに違いない。

別れた妻の慰みの言葉も彼をこの町で立ち直らせることは難しかった。

若く溌溂とした兄の息子に見る未来への光も、この町では彼には無力だった。


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メッセージ ★★★☆☆

メッセージ突然現れた宇宙船。

そして、彼らが地球人に残すメッセージ。

メッセージを解読するために呼ばれた言語学者が一人というのは少なすぎやすぎないかと思ったが、それはさておき、会話の結果彼らには時間の概念がないということが分かる。

実際宇宙船の中に入ってみると、彼らは重力も操ることが可能で、上下感覚もないのかもしれない。

宇宙人だとみな思っているが、異次元から来た生物のようだ。

三次元的な地球人の感覚の通用しない彼らとのコミュニケーションは感覚的にはきっと理解できないはずだが、この映画では「インターステラー」よりはうまく説明している。

見ていて腑に落ちはするのだが、その分驚きというか、感動がなかったのは残念だった。


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カフェ・ソサエティ ★★★*☆

カフェソサエティウッディ・アレン監督作品。

この監督の「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年)はパリを舞台にした映画で、その年のアカデミー賞ノミネートにはフランス色の強い作品(アーティスト、ヒューゴの不思議な発明)が並んだ。

今年のアカデミー賞にはこの映画はノミネートされていないが、コンセプトは「ラ・ラ・ランド」にそっくりだ。

1950年代のハリウッドを舞台にした映画だが、この監督自身、この世界の妙な情報とつながっているという気がしないわけでもない。

他の男を選ばれた主人公のその後は、この映画にしても「ラ・ラ・ランド」にしても夢を叶えてどちらもハッピーになる。

そうなんだけれど、男という生き物の特性上、未練が断ち切れないほろ苦さが、この作品の方が金銭的に成功しているように見える分だけ和らいでいる。

これのおかげで、ラストで二人の互いの情感を感じられるシーンにいい間があって、余韻のある素敵なエンディングになっている。



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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス ★★★☆☆

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー脱力系アメコミ映画の続編。

グルートが可愛くなってしまって、前作と全くの別キャラクターになっているのがなんだかおかしい。

ヨンドゥがまともな父親になったりするのが意外。











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追憶 ★★★☆☆

追憶木村大作撮影ということで見ました。

で、やっぱりこの人の撮る絵はいいなあと改めて思った次第です。

出演陣も、今の邦画界のエース級が並んでいてその演技合戦も見ていて楽しい。

ただ、脚本がもうちょっとどうにかならんかったもんかと思います。

25年ぶりに出会った3人の男の物語。

25年前の3人のつながりの描写も描き足りない感じで、久しぶりに会ってもそれほどの結びつきの強さがあるのかもピンとこなかった。

この物語は心理的な機微をいかに表現するかというのがポイントだったように思うのだが、この部分があまりにも雑な感じで残念だった。


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