ダイ・ビューティフル ★★*☆☆

ダイビューティフル急逝したゲイのビューティー・クイーン(?)は生前友人に一週間の葬式で毎日違う容姿にメイクしてほしいと依頼していた。

メイクの変化を追いながら彼/彼女の半生を振り返っていく物語。

自分としては、高校での男子生徒によるレイプシーンに違和感。

フィリピンには一般的にこんなに男色性癖を持つ人が多いんだろうか。

映画では重要なシーンだけれど、単に女性のレイプを男性に当てはめただけのように感じて説得力を感じなかった。

この主人公もゲイであることを高校ではカミングアウトして登校していたようだし、ゲイの美人コンテストがテレビでも放映されているし、主人公の生業はビューティクイーン(!?)だし、そもそも感覚的に自分が付いて行っていなかっただけかもしれない。


東京国際映画祭観客賞受賞作品。

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ライフ ★★★☆☆

ライフ2017見せ方はうまいと思うけれど、設定の一貫性の無さがひどすぎる。

宇宙ステーションは空気が密閉されているはずなのに、スラスターから侵入するとか、低圧下で冬眠状態になったはずなのに、活発に船外活動するとか、驚くほどにグダグダなのだ。

ここまであからさまにやられて話が進むと見ている方も無理矢理ついていくしかないよな。

よく考えてみると最初にラボでの取り扱いも対処療法で素人感満載。

この事故の発端も、生物学者ヒューの対応のまずさというのは明らか。

でも、細かいことを気にせずその場のノリに乗っかっているとそれなりに楽しめるかも。

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パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 ★★★*☆

パイレーツオブ
いつの間にか偉大なるマンネリ映画となってしまった。

死んでも復活するので、昔からのファンにしてみれば、どこかで見たストーリーの繰り返しになるのだけれど、シリーズも長くなって一世代回ってしまっているからか、これもアリということになってるようだ。

邦題は「最後の海賊」だが、原題は「Dead men tell no tale (死人に口なし)」。

本作では過去作の伏線の回収も行われていて感動的だったりする。

物語的にもひと段落する感じでもあるので邦題タイトルもありかと思うけれど、原題を見ていると続編もまだまだ続きそうな雰囲気だ。

エンドタイトルの後にも意味深な映像があって歯切れも悪いしね。

やるならやるで、何とかマンネリを脱却してほしいところ。


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セールスマン ★★*☆☆

セールスマン アスガー・ファルハディ監督のイラン映画。

妻は何日もまともに身動きできないほど身体的にも、精神的にも大きなダメージを負わされていた。

しかも、途中何度となくレイプまでに及んだ可能性までほのめかしている。

なのに、はなぜ彼女は許してしまうのか。

犯人は金を残していったが、レイプはなかったということだろうか。

妻に許させてしまうこの映画の脚本に男目線のイスラム的というか、古い慣習的な男尊女卑思想がこの映画に見え隠れして納得がいかなかった。

たとえあのようなラストを迎えたとは言え、この国の社会というよりもこの映画の観点が妻の本心を表しているとは自分には思えなかった。

彼らは「セールスマンの死」を同じ舞台で演じる舞台俳優だ。

時代についていけずに死ぬセールスマンを演じてはいるが、その比喩の指すところが違うように感じた。


第89回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品(2017)
カンヌ映画祭脚本賞、男優賞受賞(2016)




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ゴールド/金塊の行方 ★★★*☆

ゴールド消えた100年以上前から金鉱脈を掘り当てることはアメリカンドリームの象徴だ。

それも、今や(とは言っても80年代の話)投資の話になってしまっている。

最近だと「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(2016)の世界がここでも展開されている。

ケニー(マシュー・マコノヒー)が全てを賭けてコンビを組んだマイク(エドガー・ラミレス)はこのあたりのことも全て分かった上でのことだったのだろうか。

この辺りまで事実を基にしているかは分からないが、もし全てを分かった上での仕業なら、この人物は相当のやり手か過去に同様の煮え湯を飲まれたんだろうな。

ヤマシたちの生き馬の目を抜くような世界を垣間見ることができる。



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