FC2ブログ

2001年宇宙の旅 [IMAX] ★★★★☆

2001宇宙の旅丁度50年前、1968年のSF映画の古典。

確か自分が見たのは過去に一度だけ、二本立ての映画館の小さな画面での上映だけだ。

当時は凄い作品だという評価は分かるけど、それほど惹かれるものではなかった。

年齢を重ねて感じ方が変わるか、また、このような映画が大スクリーンの高音質で上映されることはないだろうし後悔したくなかったので最終日に滑り込みで見に行ったのだ。

今回の再上映にあたってクリストファー・ノーランがレストアに関わったという。

人間が月面に到達する前にこれだけの映像をどうして作りえたのかそれだけでも信じられない。

この50年間、様々な評論家がこの映画の意味するところを論じ合ってきた。

キューブリックのインタビューにより今や後編の謎も明快に解き明かされているが、それでも、この啓示的な映画にはいまだに魂を揺さぶられる。

鑑賞後しばらくたっても映画の持つバイブレーションが自分の中で響き続けている感じがする。

言葉では言い表せないが、無意識下で何か感じているに違いない映画のメッセージとの共振があるように思えてならない。


テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

Category: 2018の映画

ハード・コア ★*☆☆☆

ハードコア自分はダメだった。

全然ノれなかった。

すべてが唐突。

主人公たちは急に焦りだしたり感心したり。

感情移入できず全て上滑りで置いてけぼりを食らった。

説得力のない文脈でどれだけ熱い演技をされてもついていけない。

低予算ながら脚本力だけで魅せる映画が多く公開される一方、有名俳優を使っても脚本がひどければ台無しになることがよく分かる。

山下監督も山田孝之も原作の漫画の大ファンとのことだが、原作ファンなら楽しめるのだろうか。


テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

Category: 2018の映画

クレイジー・リッチ ★★★★☆

crazyrich見逃さずになんとか鑑賞できて良かった。

様々な二項対立を織り交ぜたバランス良い描写が素晴らしかった。

・ 聖と俗
・ 西洋と東洋
・ 個人と家族
・ 美と醜
・ 妥協と対決

嘘をつくという行為への対応の仕方は今更ながらすごく響くものがあった。

ミシェル・ヨーは相変わらず美しく気高く強かった。

クライマックスは麻雀でのレイチェルとの女同士1対1の対決。

しかもキーとなるのは竹を意味するソウズ牌とくると「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイーとの1対1の死闘を思い出す。

アクションはなくとも散らす火花は同じ。

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

Category: 2018の映画

バッド・ジーニアス 危険な天才たち ★★★*☆

バッドジーニアスストーリーはむしろありきたりで展開はある程度読めてしまう。

それでも見事な見せ方でハラハラ・ドキドキのスリルがたまらない。

何よりこの映画がそれだけにとどまらない余韻を与えてくれるのは主人公たちの描写が秀逸だから。

結果はどうであれ物事に全力をかけて挑む姿に心揺さぶられる。

監督が日本の是枝監督を崇拝していると知って妙に納得。

リン役のチュティモンが素晴らしい。

彼女はモデル出身の9頭身で、演技経験がなかったらしいが本作で主役を見事に演じ切っている。


テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

Category: 2018の映画