悪の教典 ★★*☆☆

バトルロワイヤルのようなノリの映画かと思ったら大間違い。

R15指定も納得の精神異常者による大量虐殺物語なのだ。

原作にはファンも多いようだが、自分は未読。

いくつものシークエンスが淡々と語られ、今一つまとまりきらないうちに淡々と惨劇が起きていくのは自分としては今一つ合わなかった。

教師によるセクハラ、教師と生徒の恋愛、いじめ、モンスターペアレンツ、携帯による集団カンニング ... 現代の学校教育の問題がこれでもかと盛り込まれるが、これまた淡々と蹴散らされていく。

挿入歌の歌詞を画面に流す演出など、その歌詞の内容とともにぞっとさせられるシーンもあるが、最後の散弾銃による惨殺もただひたすら生徒を撃ち殺していくなど、どうも緩急がついていずに面白味が感じられない。

これまで清潔感あるヒーローを演じてきた伊藤英明によるサイコパスの怪演は見事だが、それでもどこかカッコよく感じるのは、この人は俳優としてきっとそういう要素を元々持っているのだなと感心した。

爽やかな教師と猟奇的殺人者の二面性を演じる上ですごく効果的だったと思う。

ただ、最後はTO BE CONTINUEDとのことだが、本当に続くんだろうか。


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Category: 映画
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