シェイム ★★*☆☆

現代人の孤独をニューヨークに住むエリー・トビジネスマンの主人公を通して描く作品。

仕事のこと以外のことはすべてと言ってもいいほどセックスにまつわることに時間を費やす主人公の家に実の妹が転がり込んできたことから物語が転がり始める。

セックスに関する描写が多い作品だが、それぞれのシーンはエロティックというよりは孤独感を煽るものが多くなっている。

セックスを、その本来の意味を持つ繋がりを表すものとして描くのではなく、その対極である孤独を反語的に暗示するものとして用いられている。

歌手である妹の歌を聴きながら涙を流す主人公は、妹に対して尋常ならぬ思いを抱いていることを仄めかすなど、主人公は本人の望むつながりを持つことはできないという孤独感を描き、その嘆き悲しむ姿が痛々しい。


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Category: 映画
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