
確かにそんな要素もあるのだが、一言で言って連続殺人鬼の顛末といった内容だ。
一方で子供を殺された家族が崩壊していく様子が描かれるが、こちらは描き方がなんとも薄く、映画全体を軽い印象に変えてしまっているように思える。
終盤の感動をよぶべきところも、それのせいかインパクトに今ひとつ欠ける。
俳優の上手さもあるのだが、相対的に連続殺人鬼の描写がいいので、結果的に殺された少女の視点から見た殺人鬼の物語の印象が強くなっている。
予告編とのギャップもあって、残念な印象強し。
なお、殺人犯を演じたスタンリー・トゥイッチはアカデミー賞助演男優賞ノミネート。
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