
宣伝でミステリーと言っていたが、映画では謎解きの醍醐味は感じられずじまい。
結局、主人公の想像がそのままタネ明かしになっていて、それを裏づける描写が希薄。
その上、展開もだらだらして退屈。
昭和30年代の町並みは見事なCGで及第点だが、そもそも映像に新鮮味はなく、テレビのサスペンスもののように安っぽい。
見所と言えば、中谷美紀と木村多江の演技の応酬部分か。
中谷の気迫と木村の上手さは見ごたえがあった。
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