
どこか感情を切り離して行動しているハンナは、合理性が国民性といわれるドイツ人のメタファーになりえている。
ただ、舞台がドイツで、この極めてドイツ的な映画を全編英語というのも「ワルキューレ」と同様なにか浮ついた感じがしてしまう。
二人しか知らない秘密に戸惑う表のドラマよりも、時代に振り回されたドイツ人の過去に思わず注意を向けてしまう映画だった。
それにしても、ケイト・ウィンスレット、老けちゃったなあ。。。
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映画と生活と格闘する日記。2013年からフルマラソンにチャレンジ中。今はタイムの4時間30分切りが目標です。また、David Bowieの長年のファンです。今はボウイ・ロスに囚われている状態です。2017年からバラ栽培始めました。 ツイッターアカウントは センタ@UdonsukiMimiu。