
従来の日本映画にありがちな、きっと予算がなかったんだろうなと思わせる矮小化が散見されます。
阪神タイガースは少年野球チームタイガースへと変わり、博士の壊れていく様は描かれずじまいです。博士の苦悩も表層的な表現に思えました。
一方、原作ではぼかすようにしか描かれなかった義姉と博士の関係がより直接的に描かれていました。(この点は良かったと思います。)
原作はお勧めですが、映画はいまひとつです。
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