ソ連軍の進攻が迫る中、最後まで電話交換手業務を続けた南樺太真岡の電話交換手だった女性たちの悲劇を中心にソ連による北方領土侵略の史実を描いた映画。
彼女たち最後の言葉、「みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら」はあまりにも有名。
彼女たちの命日は、玉音放送の5日後の8月20日である。
1974年劇場公開予定だったこの作品は、冷戦の政治状況下、東宝系公開が断念、独立系公開となった。
このDVDは散逸したフィルムを発掘、デジタル処理により復活させたもの。
レンタルでは入手困難かもしれないが、必見の作品である。
北京オリンピック開催直後に始められたロシアのグルジア侵攻なんかは、この時代のやり方ととなんら変わっていない。
一体どうなっているんだ?
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