
未だくずぶっているイラク戦争を題材にしているだけだけでも驚きだが、その兵士たちが抱える問題を真正面からとらえられていることにひたすら感心する。
こういう題材だからだろうか、なぜか東京でも単館上映にとどまっている。
戦争によって死ぬ、怪我をするといったことも兵士やその家族に大きな苦悩と哀しみを与えるが、精神的な傷を負った帰還兵とその家族に与える計り知れない影響をもこの映画は観る者に突きつけている。
アメリカの抱える問題をここまで素直に投げかけるというのも、アメリカの社会自体がイラク問題に関して限界点に達しつつあるということだろうか。
必見の作品。

- 関連記事
こんにちは。私もこの作品観ました。
心に染みました・・・。
2008/01/23 (Wed) 20:43 | Yakoha #79D/WHSg | URL | 編集