
女優と監督の心理的な危ういやり取りは、監督が常にクールに描かれていることからも、半分はブリソー監督の言い訳になっているんじゃないだろうか。
最後に愛を前面に押し出して終えようとするのはフランス映画にありがちだが、これも監督の負け惜しみに思える。
登場人物をアップにして長い台詞を語らせたり、堕天使を登場させたりといかにも(一昔前の)フランス映画らしいフランス映画になっているところが面白かった。
今回の映画では女優たちと上手くやれたんでしょうかね。

映画と生活と格闘する日記。2013年からフルマラソンにチャレンジ中。今はタイムの4時間30分切りが目標です。また、David Bowieの長年のファン。2017年からバラ栽培始めました。 最近はツイッターメイン。 ツイッターアカウントは センタ@UdonsukiMimiu。