
トランスフォームする車が主人公のものになるまでのくだりなんかは普通ありえない。
勝手に走って行ったり、周囲の車のウィンドウ・ガラスを破壊する車なんて気味が悪くて使う気になんかなれない。
このあたりは感情移入が全然できないので、ここを乗り越えるまでがこの映画にノレるかどうかのポイントだろう。
合体ロボットのアニメやガンダムなんかで育った世代にとっては、ロボット同士の戦いを実写で見れるというのは、ある意味夢がかなった映画である。
細かいことを気にしなければ十分楽しめる映画だ。
自分も売店で売っているロボットの変形モデルを思わず買いそうになった。
ただ、エッポック・メイキングな作品になりえた映画なのに、ロボットの動きが素早すぎたり、細かな設定があったはずなのに描ききれてなかったり、画面がぐるんぐるん回りすぎて落ち着かなかったり、遠景であまりにも簡単に破壊されるロボットがいたり、ってこの辺は全部マイケル・ベイのせいだよなあ。
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