月の扉 ★★☆☆☆

『月の扉』 石持浅海著 光文社文庫 2006

ハイジャックされた飛行機の中で誰も予想しなかった別の殺人事件が起こる。

このプロットはいいのだが、その対応があまりにも緊張感が感じられない。

240人もの乗客の人質を脇へおいやって、ひたすら殺人事件の謎解きを犯人たちが行うなんてありえない。

時間がないはずの場面で長い台詞の会話を交わしてみたり。

何でそんな対応が可能になるかの説明はあるが、説得力はなかった。

最後の師匠の態度もそれでいいんだろうか。

師匠の人物描画もこの人物の目指すところが大きすぎて描きあぐねているような気がした。


「このミステリーがすごい」の8位獲得作品。


関連記事

テーマ: ブックレビュー | ジャンル: 小説・文学

Category: 小説
前の記事 | ホーム | 次の記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント