
これってこれからもずっと続きそうな気がしてくる。
こんな映画を見たらなおさらに。
気温が上がると極地の氷が解けて海面が上がるなんて話はもう何十年も前から言われている話。
ただ、実感として今まであまり理解できなかったものが、目の前に映像を突きつけられるとショックを受ける。
もう、こんなに氷の融解が進行していたなんて!
なんかもうとっくに手遅れのようにも思えてくるほどだ。
この映画で語られていることが、過不足ない事実であるならばすぐに動き出さなくてはならない。
なのだが、映画に大統領選挙の映像を挿入されているのを見ると、かえって政治的な目論見がこの映画にあるのではないかと勘ぐってしまう。
ブッシュ大統領を嘲笑しながらゴアは話を進めているが、今のアメリカがやっていることを他人事のように言いながら、同じアメリカ人であるゴアにこういうことを滔々と語られてもどこかシラケてしまう。
事実は事実として受け止め、その他のうっとうしい修辞は無視したほうがいいなと思った次第。
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