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ダーウィンの悪夢 ★★★☆☆

フランス=オーストリア=ベルギー製作のドキュメンタリー映画。

世界で淡水湖として2番目に大きなビクトリア湖。
その湖に、今から半世紀ほど前、ささいな試みから、新しい生き物が放たれた。この大食で肉食の外来魚ナイルパーチは、もともと生息していた魚の多くを駆逐しながら、どんどんと増え、状況は一変。湖畔の町にはナイルパーチの一大魚産業が誕生し、周辺地域の経済は潤う。しかし、一方では、悪夢のような悲劇が生み出されていった。。。

映画そのものからの問題提起のアピールはそれほど強いものではない。
事実を見つめ、見る側が考えていく映画だ。その点、アメリカのドキュメンタリーとは違い、少々分かりにくい。

ただ、画面から腐臭が伝わってくるかのようなすさまじい環境下で働く人や湖周辺のストリートチルドレン、HIV、貧困といった酷い状況を突きつけられるともう出所が分かる白身魚以外は食べる気がうせてしまう。

だからと言ってどうすればいいのか分からない。
いくら援助を行っても付け焼刃で効果があるようには思えない。。。言葉を失う。


ナイルパーチは切り身として主にヨーロッパ・日本へ輸出され、数年前までは"白スズキ"という名前で流通していた。現在も、スーパーでは味噌漬けや西京漬けなどとして売られている。また、お弁当、給食、レストランなどの白身魚フライにもよく使われている。

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Category: 映画
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