"Heroes"

"Heroes" - David Bowie (1977)

ブライアン・イーノと組み、ベルリンで録音されたいわゆる「ベルリン三部作」の2作目の作品。
当時としては実験色の強い作品で、当時流行のパンクの流れと対極に位置し、「ニュー・ウェーブ」と呼ばれる潮流を作り出した。

1996年にはアメリカの現代音楽家フィリップ・グラスによって交響曲にアレンジされ、「ヒーローズ・シンフォニー」が発表されている。

シングルカットされた表題曲「ヒーローズ」は、当時のセールスは芳しくなかったものの、毎回と言っていいほどライブで演奏される曲。

雑誌「Q」が1999年に行った読者によるオールタイムべスト100シングルの中では、その1つとして選ばれており、2004年の雑誌「ローリング・ストーンズ」によるオールタイム・グレイテスト・ソング500の中で47位にランクインしている。

発表当時は、ベルリンの壁で会うカップルからヒントを得て作られた曲だと言う逸話が紹介されていたが、あれはレコーディングスタッフの1人がスタジオの裏で愛人と逢引しているところを見たのがヒントとなっているというのが事実だと近年になってボウイはインタビューで答えている。

ベルリン三部作の中では前作にあたる「ロウ」は、さらにその前作の「ステイション・トゥ・ステイション」ほどの録音クオリティが感じられず、自分としては今ひとつ。
本作「ヒーローズ」の方が録音面でも、内容面においてより感情が前面に出ている部分にしても好きだ。

ロウ&ヒーローズ・ツアーで来日したときに沢田研二や黒柳徹子と写っているスナップがあるが、沢田研二の当時斬新に見えた化粧をして歌うスタイルはボウイからだったのかと納得。

あまりファンの間でも話題に上がらないが、A面最後の「ブラック・アウト」が自分としてはお気に入り。

Track Listing
1. Beauty and the Beast
2. Joe the Lion
3. "Heroes"
4. Sons of the Silent Age
5. Blackout
6. V-2 Schneider
7. Sense of Doubt
8. Moss Garden
9. Neuköln
10. The Secret Life of Arabia


You Tube Links
"Heroes"1 PV (1977)
"Heroes"2 Beat Club Live (1978)
"Heroes"3 ロウ&ヒーローズ・ツアー (1978)
"Heroes"4  シリアス・ムーンライト・ツアー (1983)
"Heroes"5   ライブ・エイド (1985)
"Heroes"6     フレディ・マーキュリー追悼コンサート
"Heroes"7    アウトサイド・ツアー (1996)
"Heroes"8  (2000?)
"Heroes"9 9.11犠牲者追悼コンサート
"Heroes"10 (2002)
"Heroes"11   リアリティ・ツアー (2003)
Sense of Doubt & Beauty and the Beast Beat Club Live (1978)
Blackout     ロウ&ヒーローズ・ツアー (1978)

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Category: 音楽
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