
テロの銃弾は命を奪うだけでなく関わる人たちもの生活を非情に壊滅的に打ちのめす。
今やテロにより修羅の国と化したパリと透明感のある空気との対比が鮮烈だ。
襲われた人に非はなくとも、本人も関わる人たちまでもその一発で致命的なインパクトを喰らう。
ただ、立ち直れないほどの打撃を負った人もそれで終わることはない。
あきらめることはないのだ。
アマンダとこの街の再生の未来に光を感じるラストが美しい。
因みに母親のアリソンは「推定無罪」(1990)でハリソン・フォードと共演していたグレタ・スカッキ。
エンドクレジットで気付いたけれど、あまりにも久しぶりでびっくりした。
第31回東京国際映画祭 東京グランプリ、最優秀脚本賞受賞作品
2019年初夏日本公開予定
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