
妄想シーンやミュージカルシーンなどあらゆる手法を用いていて見ていて楽しいし、主人公が妄想を使って自分を奮い立たせる一方、妄想のせいで落ち込んでいるのを見ていると、他人との関係が希薄な孤独感が絶妙に浮かび上がってくる。
「絶滅すべきでしょうか?」 ... このセリフは名言だと思う。
近年はようやく日本でも男女平等の感覚が一歩進んだせいか、女性の思いをリアルに表現する場面に出会うことが多くなった。
同世代の人たちの共感も得られる映画になっているんじゃないかと思う。
独りで孤独に問題を打開して生きる局面が多いと考える都会人の、他人とのつながりを求める葛藤がせつない。
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