グレイン ★★*☆☆

グレイン東京国際映画祭にて鑑賞。

第30回東京国際映画祭グランプリ受賞作品。

食料難により分断された未来社会。

一部の人間は遺伝子改良による食料により生きながらえていたが、ある時遺伝子改良穀物が原因不明の遺伝子障害により全滅の危機に瀕する。

種子遺伝学者のエロールはその原因を解明するために失踪したかつての偉大な遺伝学者アクマンを探す旅に出る。

映画は、モノクロながら映像が息をのむほど美しい。

「息吹か?穀物か?」その問いのテーマはちょうど「ブレードランナー」で問われる人間とは何か?生命とは何か?という問いと表裏をなすかのようだ。

その映像の美しさ、似た物語展開のテンポから直前に見た「ブレードランナー2049」を対比しながら見ずにはいれなかった。

監督のセミフ・カプランオールは言う。

食料難、移民問題、環境問題...これらはあななたたち個人が引き起こしたのではないが、我々人類が引き起こしたのだ。

あなたたちが直接原因でなくともこれらの問題に直面せざるを得ない。

大局的な問題が個人個人の精神、心理に入り込み、引き起こすさまをこの映画で描こうとした。

グレイン監督
セミフ・カプランオール監督の舞台挨拶(東京国際映画祭)


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