僕たちの戦争 ★★★*☆

 『僕たちの戦争』 荻原 浩著 2006 双葉社

自分が小学生の頃の70~80年代と1944年の入れ替わりならまだましだったかもしれないが、IT革命後の現代と戦中ではあまりにも世界が違いすぎることに改めて気づかされた。

小学生の頃、担任の先生が年配の人で自分が子供の頃の戦争体験をよく話してくれた。
精神注入棒の話もその先生から聞いた。

主人公と同じ今時の19歳の人たちはこんな話を聞く経験をしている人は少ないだろうから、逆に戦中に飛ばされても戸惑うばかりだろうということは想像に難くない。

作者はそれぞれの若者が見る異世界を面白おかしく描いていて飽きさせない。
笑いと涙のバランスが絶妙な小説。

ラストの終わらせ方が自分の好みではなかったのが残念。

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テーマ: ブックレビュー | ジャンル: 小説・文学

Category: 小説
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