
生きていくため、というか映画ではこういう所では常識のような描き方だが、少量の麻薬も売買している。
日常品だけの売買で生活しても、まともなスマホも買えないという状況で、儲けのいい商品で身近にあるものと言えばここでは麻薬になるのだろう。
しかしながら、麻薬の取り扱いは当然ながら犯罪。
その日暮らしの人間がひしめくスラムで警察に密告されてしまうのだが、スラムの酷さのみならず、この警察の腐敗ぶりも酷い。
ドゥテルテ大統領が麻薬撲滅の大々的なキャンペーンを展開しているが、その背景となる世界がここにある。
主演のジャクリン・ホセはこの映画でカンヌ映画祭女優賞を受賞。
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