マンチェスター・バイ・ザ・シー ★★★*☆

マンチェスターすさんだ言動を繰り返す便利屋のリー。

兄の訃報を聞いて故郷の町マンチェスター=バイ=ザ=シーへと戻るが、すさみ切った彼の表情からは兄の死に対するショックは読み取れない。

兄の息子の後見人と指名されたことから故郷で起きた出来事が次から次へとリーの脳裏へよみがえる。

リー自身がその昔この町で起こした事故はショッキングだが、それも兄の支えで乗り越えてきた。

事故以来、無表情になってしまった彼に追い打ちをかける兄の死は計り知れないものだったに違いない。

別れた妻の慰みの言葉も彼をこの町で立ち直らせることは難しかった。

若く溌溂とした兄の息子に見る未来への光も、この町では彼には無力だった。


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