
そのせいで原作にある歴史ミステリーの醍醐味がごっそり抜け落ちているのが分かり、映画作品に対するイメージはすこぶる悪い。
でも、今回は原作を読まずに映画を鑑賞。
すると、普通に面白いミステリー映画だった(笑)
ボッチチェリの地獄絵の部分は、きっと原作では歴史背景の蘊蓄がが語られ、そのミステリーの謎解きに多くの紙面がついやされているんだろうななどと想像はしていたが、今回は読んでないので関係ない。
間違えてベニスに来てしまうのも、映画ではラングドン教授(トム・ハンクス)のセリフで簡単に済まされているが、原作では伏線も敷かれて間違えた理由に感心しているのだろうなと妄想してしまうが、今回はそんなことも全くない。
見終わるとやはり、原作はずっと面白いだろうと惹かれてしまう珍しい映画。
これから読もう。
- 関連記事