
羽生善治と同世代で活躍しながら、29歳で他界した実在の棋士、村山聖の一生を描いた作品。
実際の村山は幼少の時から入院生活が長く、20歳になったときに師匠にわざわざ20歳になりました(20歳まで生きれました)と報告したエピソードが残っているらしい。
映画でも、小さい時から自らの命に絶えず向かいあってきた村山(松山ケンイチ)の勝負にかける凄まじさが常に伝わってくる。
文字通り命がけで将棋にかけた村山に対する羽生(東出昌大)の勝負にかける執念も凄まじく、両者の対決は緊張感のあまり見ていて胃が痛くなってくるほどだった。
両者の対決は実際の棋譜を暗記してすべてを3時間かけて打ち、撮影したらしい。
舞台あいさつでは、監督と松山ケンイチ、東出昌大。

東出昌大の小っちゃくて彫の深い顔立ちに思わず見とれました。

映画のために20kg以上体重を増やしたという松山ケンイチは体型を見事に元の状態に。
サプライズ・ゲストとしてリオ・オリンピックのメダリストも登場。
なんか得した気分(笑)