人間の値打ち ★★★☆☆

人間の値打ち”値打ち”ってラストの文字での説明で全容が明らかになるといいうのもなんだかなあ。

イタリアのような貧富の差が大きな国(といっても最近の日本も似たようなもんだが)でそれぞれの階層の人たちが登場するというのは分かりやすい。

神の前の平等を謳うカトリックの国であるイタリアで、同じ人間にもかかわらず、これだけお金としての価値に差があるというのは見事な皮肉でもある。

少しでも裕福な暮らしがしたいと何とか優位な投資ができないかと画策する中流階級の男と投資で裕福な暮らしを営み、その妻は町の歴史ある劇場の保管活動を行う。

資本主義の金銭の流れを表す典型的なモデルにもなっていて、それに対して人間の価値を問うアプローチがストレートすぎるほどストレート。

でも、誰もこのアプローチをしなかったところにあえてやってみたところがお見事。



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