トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 ★★★☆☆

トランボ冷戦下のアメリカでアカ狩りの標的にされ、ハリウッドを追放された脚本家トランボの半生を描いた作品。

華やかな印象の強い50年代~60年代のハリウッドだが、冷戦の政治的影響は強くアカ狩りの動きはすさまじかった。

偽名で「ローマの休日」を書き、釈放後も偽名で脚本を量産し続けた彼は、偽名のまま彼の作品はアカデミー賞を2度受賞する。

オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」の制作背景にこんな事情があったなんてこの映画を見るまで自分も知らなかった。

ジョン・ウェインやカーク・ダグラスなど実名で登場人物が描かれるのも興味深い。

アカ狩りによる映画人の追放はハリウッドの黒歴史となっているが、これを題材に映画を作れるということは、それほどハリウッドは成熟し、過去に学んだことの証左となっている。




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