
これは「エクソシスト」だよね。
見た直後は「エクソシスト」がこの事件を基に映画化したのかと思ったが、映画の公開は73年でこの事件のあった77年よりも前のことだ。
そう考えると、映画の影響がないとも言えないじゃないかとも思えてくる。
実際、映画では見ていると霊が話せないといって後ろ向きになって話を聞くなど、作り話だという可能性をほのめかすようなシーンもいくつかある。
事件の真偽を別にしても、この事件にあるようなモチーフは何度も映画化されているので、長い間映画ファンをやっている人にしてみると退屈だと思う。
映画の中のエピソードを見ながら、これがあの映画のアイデアになったのかなどと想像するのは楽しいが、映画になりそうなネタがいくつもまとめて起きたこの事件のすさまじさに驚かされる。
ただ、結構、ドッキリ系の怖がらせ方をするシーンが多かったのは残念。
劇場は高校生がいっぱいだった。
高評価はそういうことか。
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