
しかしながら、映画としてはありきたりなものに感じた。
逆に、およそ30年前の映画「ブレードランナー」のレベルの高さに改めて驚かされた。
(ちなみに、レプリカントのロイの生年月日(製造日)は2016年1月8日だ!)
製造したAIのエヴァをテストする役として僻地の研究施設に送り込まれた主人公だが、逆に人間である自分が本当に人間なのか、AIではないのかと思い始めたり、どちらがテストされているのかわからなくなる。。。
そして、エヴァに対して愛情を抱き始める。
興味深いのはエヴァもレプリカントも自らのことを人間とは思っていないことだ。
AIの限界は感情や感性と言うものがないことだと言われるが、人間の感情をコントロールする術を得てしまえば、AIは完全に人間に対して優位に立つだろう。
この映画は、エヴァがイヴになるということもあながち無い話ではないということを示唆している。
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