
というより、火星映画は早くもネタ切れだろうか。
前半はまだしも、物語の後半になるとドンドンご都合主義の安易な展開に置いてけぼりになる。
地球の1/3の重力、平均気温-40度、空気はほとんどないという火星らしさも今一つ伝わらず、地球のどこかでロケしている感じが強く感じられたのも残念。
ラストは「ゼロ・グラビティ」と同じような宇宙遊泳だが、「ゼロ・グラビティ」を見たときでさえ「ミッション・トゥ・マーズ」の宇宙遊泳の緊迫感を超えられていないように感じたのに、本作でさらに同じようなことをして改悪されている。
時折流れる70年代の音楽も中途半端な感じがして自分としてはのれなかった。
- 関連記事