
タイムマシンものとしても、これまで慣れ親しんできたドラえもんの時間概念ではなく、過去に干渉することにより違う世界が現れるというパラレルワールド系の概念を採用。
でもって、旧シリーズの基本的な設定を残して別のターミネーターの世界観を創り出している!
おかげでサラ・コナーも歴史が変わったことで綺麗になった(?)が、ジョン・コナーもターミネータ化されて登場するなど、完全に別物の映画になっている。
ヒットした映画がTV化されて設定自体変えられるのと似ている。
本作でも旧シリーズの暗さのようなものはなく、どこか明るさを感じる映画になってしまった気がする。
別物として割り切ればそれなりに楽しめる映画になっているが、1作目の雰囲気が好きな人からすれば受け入れられないかも。
最後はガーディアンもこれまでのターミネーターのいいとこどりでバージョンアップするが、このバージョンアップが今後新シリーズでどのように生かされるかも楽しみなところだ。
映画としての制約はつまるところ、シュワルツェネッガーがいつまで現役でやれるかどうかがポイントということのようで、それまではドル箱として何でもアリで続けていくようす。
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