
これだけかつて愛し合った二人が分かり合えないなんて。
酷い迫害にあいながらも、妻のもとへ戻る焉識(イェンシー)。
自分を裏切ったはずの娘と、自分を認識できない妻を目の前にしながらも新たに家族を結び付け、ともに歩んで行こうとする彼の姿に心を動かされる。
例え時代が変わろうとも、過去を捨てるのは難しいもの。
常に未来だけを見て生きていける人はむしろ稀有ではないかと思う。
イェンシーは単に愛深いだけではなく、信念に生きるひとで、未来を常に見据えている人ではないかと思えた。
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映画と生活と格闘する日記。2013年からフルマラソンにチャレンジ中。今はタイムの4時間30分切りが目標です。また、David Bowieの長年のファンです。今はボウイ・ロスに囚われている状態です。2017年からバラ栽培始めました。 ツイッターアカウントは センタ@UdonsukiMimiu。