手入れの過程で左右の革の色が微妙に違うことが発覚して、しばらくはメンテの仕方でしのいでいたものの、バカらしくなって結局染め直しました。

元の色よりは、ワントーン濃いめの色合いです。
やはり元の色と同じ色にするのは難しいらしく、濃いめで調整しました。

この靴の木型は自分の足の見事にあっていてそのフィット感はすごく気に入っています。
それだけに型崩れしそうなくらい深く皺が入るようなこの靴の質は残念でなりません。
染め直してでも履き続けるのは、このフィット感故以外の何物でもないです。
革がチャーチ並みだったら、きっと浮気せずに一生、三陽山長の靴を買い続けたのではないかと思います。

今日はサフィールのクレム1925ダークブラウンで磨きました。
クリームを塗るとき、自分はいつも手で塗るのですが、クレム1925はシアバターが配合されているせいか体温でとろけるような触感になるのが特徴的です。

今後はあまり気を使わずにガシガシ履いていくつもりです。
格好良い色ですね。
琴之介の格好良さに惚れて今検討しておりましてここにたどり着きました。
確かにここの靴は当たり外れの差が大きいような気がします。
最初に買ったのが、両足ともほとんど目立たない綺麗な皺の入ったものだったので、同じ木型の靴を4足揃えましたが、一足片方だけものすごく深い皺が入ったものがあり、初日に悲しい気持ちになりながら帰宅した覚えがあります。(笑)
まあ既製なので、ある程度しょうがないとは思いますが、7万越えなので外れた時のショックは大きいです。
ただ、木型が良すぎてまた戻ってしまいます(笑)
2015/03/11 (Wed) 21:49 | タル #- | URL | 編集