
何度も同じような歌が使われたりして、脚本は正直洗練された感じはしない。
ディープな大阪を舞台にするのはいいが、かつてのハリウッド映画での日本の描写のように、昭和時代かと見紛うような世界観はあまりにもステレオタイプで辟易する。
場末のクズ野郎が主役だが、それでも湿度の高さを感じないのは、音楽シーンがふんだんに使われているからだろう。
単に好みの問題かもしれないが、ムード歌謡のシーンはなんで?と思うほど観客もノリノリでそのわざとらしさのためにまともに聞いていられなかった。
でも、渋谷の歌は自分としてはよかった。
- 関連記事
-
- フォックスキャッチャー ★★★*☆ (2015/02/19)
- はじまりのうた ★★*☆☆ (2015/02/17)
- 味園ユニバース ★★☆☆☆ (2015/02/15)
- さよなら歌舞伎町 ★★★☆☆ (2015/02/03)
- エクソダス:神と王 ★★★☆☆ (2015/02/01)