天才スピヴェット ★★★*☆

天才スピヴェット一つのテーマは家族愛。

そして、もう一つは永久であるということ。

双子の弟を失ったTSは、永久機関を発明するが、それが動くのはあくまでも磁石がその力を失わない400年の間だけ。

400年なんて、この世の時間の流れからすればほんの一瞬のことだ。

スピヴェットはそう言ってのける。

永久に続くものはない。

しかし、永久に続けていくことはできる。

家族の愛をもってすれば。

この映画はそう言いたいのだ。

死んだツバメの生まれ変わりとしてTSが生まれた。

母親のトースターはすぐにいくつも壊れたが、また子供を授かった。

西部開拓時代の文化はその愛着から父親がずっと保ち続けている。

死んだ双子の弟の魂は、TSの魂ともに彼の中に永久に生き続けるだろう。

死は終わりを意味するのではない。

無限なる一瞬が永久の本質であり、愛によって生まれ変わり、リレー形式で、人の世はその愛と共に永久に続いていくのだ。




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