アメリカン・ハッスル ★★★★☆

アメリカンハッスル登場人物はみんなキャラが立っていて強烈だ。

主演男優賞ほか主要な俳優はすべてアカデミー賞ノミネートで今年最多の10部門ノミネートも納得。

自分の毛を抜いてわざわざバーコードの頭を作り、20kg増量してメタボ体型になったクリスチャン・ベイルはもはやダークナイトの面影はなく、そのなり切り様に唖然とする。

ジェニファー・ローレンスの演じるロザリンの泥臭さとイタさもこれまた強烈。

嘘で塗り固めた人生を歩んできてそれを生業にして生きるロザリンの周りの人間に対して、自分に対して愚直までに正直に地に足をつけて生きる彼女の生きざまはこの映画の中では異様に映る。

ところが、嘘(フェイク)を生業にするからこそ本物(リアル)にこだわり、スマートに生きたいと願う彼らの姿は一見洗練されたように見えるが、彼らの求めるリアルな生き様は実はロザリンのような泥臭さであるのは何とも皮肉なことだ。

70年代のヒット曲に彩られた、華やかなこの時代の描き方にも魅了される。

そして、最後のどんでん返しにも。



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