FC2ブログ

シェイプ・オブ・ウォーター ★★★*☆

シェイプオブウォーター口のきけないイライザは、国家研究所のラボから男子トイレまで扱う清掃係が仕事だ。

社会的に虐げられた立場の彼女は、コミュニケーションの取ることができる異形の生物に出会うことで自分の抑圧された感情を解き放つことになる。。。

そのような境遇に置かれていたからこそ育まれた、彼女のすべての生きとし生けるものに対する平等な愛の物語。

むしろ、これは愛というよりは人の生きる世界を形作る世界観、認識基準に限りなく近いものであり、パワー、愛、認識、呼び方は様々だ

人は自分の生きる世界/宇宙を自分で形作るのだ。


ギレルモ・デル・トロ監督の言葉。

「僕は信じている。僕たちは互いに愛し合うことができる一方、”違っている”ことや”よそ者”であることであることを恥ずべき存在だとするとする者たちと距離を置くこともできるのだ、と。

でっち上げのイデオロギーに感化されずやり過ごすことができるのであれば、最後に敵などいなくなるだろう。

僕はつまり、僕以外と常に合わせ鏡にある。”よそ者”はいつだって僕たちなんだ。」





関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

15時17分、パリ行き ★★★☆☆

1517パリ行きなにか一つのことをするということは、どんなことも起きたこと自体が唐突に単発で起こっているわけではない。

そこに至る様々な流れがずっと前から存在するのだ。

その時点、時点を切り取るとその時の判断で失敗/成功があり、高揚したり、落胆することもあろうが、それが違った形で違うときに顔を出すことがある。

過去に一度努力したことや常に思っているけれども実現していない考えは、案外本人の意図したものとは別の流れで実現するものなのかもしれない。

本作品は、そういうことを描いた映画のように自分は思った。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画