
オーシャンズ11シリーズのソーダーバーグ監督は、自分は知らなかったが、ここしばらくはテレビで仕事をしていて久々の長編映画らしい。
本作は「コヴェナント」のキャサリン・ウォーターストンまで登場と、「オーシャンズ11」シリーズのような今を時めく豪華な出演者たちが次から次へと出てきて圧倒される。
そういう意味でもソーダーバーグ作品っぽい。
ユーモラスでテンポよく進む楽しい映画だが、ちょっと引いてみれば突っ込みどころ満載。
まあ、映画のノリからすればそれもご愛敬といったところか。
ただ、特に目新しさもなかったのは残念だった。
逆に言うとなんで今この映画を撮ったんだろうか。

ソダーバーグ監督の舞台挨拶(東京国際映画祭)