エル ELLE ★★★☆☆

ELLEエルポール・ヴァホーヴェン監督の変態映画。

ともすれば、フランス人の一般的な性癖が描かれているのかと誤解しかけるが、この映画のミシェルの周りに変態が集まっていたというだけの話。

主人公のミシェルはある日、自宅で暴漢に襲われ、レイプされる。

そのことをミシェルはあっけらかんと友人に話すのだが、次第にフラッシュバックに悩ませられるようになる。

次第に明らかになるミシェル自身の父親との過去の関係、友人の夫との不倫関係、社内のエロ動画騒ぎ、隣人の男の性癖、女性友人との同性愛志向。。。

あまりにも、ぶっとんだ伏線のオンパレードで正直途中からついていくのが苦しくなった。

相変わらず、ポール・ヴァホーヴェン監督はロックしている。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

ワンダーウーマン ★★★☆☆

ワンダーウマーンその昔、TV放映されていた記憶はあるけど、何度も映画化されているスーパーマンやスパイダーマンとは違って、単独の実写映画化は初めてらしい。

この原作が生まれた時代背景は、女性参政権問題があったようだけれど、今回の映画では全く関係ない。

このヒロイン、そもそも神と人間の半神という設定だったのも今回初めて知った。

活躍する姿も、半裸でいきなり現実世界に現れれば驚くものだがそういうことなら納得もいく。

敵も軍神アレスということで神同士の戦いとなり、かなりスケールの大きなものだ。

主役のイスラエル出身のガル・ガドットは容姿だけでなく力強さも感じる女性でキャラクター見事にはまっている。

フォトジェニックなカットも多いけれど、自分はなぜか眉間のしわが妙に印象に残ってしまった。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

スパイダーマン:ホームカミング ★★*☆☆

カミングホーム「スパイダーマン」というよりは、「アベンジャーズ」のスピンアウトのような体裁の映画。

なので、スパイダーマンの細かいキャラクター設定もセリフで簡単に終わらせて物語に集中している。

「アベンジャーズ」ってマーベル・コミックのヒーローたちの横断映画かと思いきや、今回はコミックとは全く関係ない「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のバードマンまで参戦w。

今後もアベンジャーズ・シリーズに顔を出す気がするのは自分だけだろうか。

ただ、スパイダーマンのCGアニメがショボかったのはがっかり。

学園ロマンスも中途半端。

ラストでグレードアップしたスーツを拒否して、最初にもらったスーツを身に付けるというのは、スパイダーマンはアベンジャーズの一員だけれど、チームを組んで他のメンバーと一緒に活動するわけではないという微妙な立ち位置になるという意味ね。




関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

東京喰種 トーキョーグール ★*☆☆☆

東京グール
窪田正孝の怪演がすばらしい。

半グールになった主人公が葛藤がありながらも、無意識の内にグールに変容していくさまには思わず引き込まれた。

でも、それだけ。

窪田正孝の無駄遣い。

それ以外がひどすぎる。

CG特撮は一昔前に逆戻り。

クオリティが低いのは作り手も分かっているはずだが、なぜ公開するんだろうか。

この程度のことしか出来ないのであれば、作らない方が日本映画に対する悪影響も無くていいはずだ。

芸能界引退騒動を起こした清水富美加が結構いい役をやっているが、続編が制作されても次には出られないだろうし、制作側からすればヤケクソで公開したのかもね。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

夜明けの祈り ★★★☆☆

夜明けの祈り第二次大戦下、赤十字に修道女が助けを求めて訪れる。

赤十字のフランス人女医マチルドが招かれた場所はポーランドのとある修道院。

ここにいた修道女たちはソ連兵の襲撃を受け、妊娠していることが発覚する。

信仰と現実のはざまに揺れ動く宗教者たちの葛藤は見ている側も身を切られるような思いがする。

上映後、隣の初老の女性二人連れが「戦争はやだね。」とつぶやきながら退席していたのが印象的だった。





関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

ローサは密告された ★★★*☆

ローサは密告されたフィリピンのスラムで雑貨屋を夫婦で営むローサ。

生きていくため、というか映画ではこういう所では常識のような描き方だが、少量の麻薬も売買している。

日常品だけの売買で生活しても、まともなスマホも買えないという状況で、儲けのいい商品で身近にあるものと言えばここでは麻薬になるのだろう。

しかしながら、麻薬の取り扱いは当然ながら犯罪。

その日暮らしの人間がひしめくスラムで警察に密告されてしまうのだが、スラムの酷さのみならず、この警察の腐敗ぶりも酷い。

ドゥテルテ大統領が麻薬撲滅の大々的なキャンペーンを展開しているが、その背景となる世界がここにある。


主演のジャクリン・ホセはこの映画でカンヌ映画祭女優賞を受賞。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 ★★★☆☆

ザマミーダークユニバース・シリーズですか。

アベンジャーズに始まってジャスティス・リーグ。

もう、いいよと思っていたらゴジラとキングコング(←これはシリーズの名前知らない。)

これは大物俳優ばかり集めたシリーズだけど、出来合いの産業映画という仕上がりですな。

それなりに楽しめるけど、それ以上ではない。

トム・クルーズの気合もあまり感じられないけど気のせい?

彼の映画ならもう少し作りこまれていてもよかったと思うんだけど。

全てリメイクもののシリーズだし。

でも、トム・クルーズのミイラ男ってこれまでのイメージと違うけど、いいかもしれない。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

君の膵臓をたべたい ★★★*☆

君の膵臓一見ぞっとするインパクトあるタイトル。

理由はどうであれ、このタイトルだけで見る気が失せていたのだが、意外と評判がいいようなので見に行ってみた。

映画の序盤からヒロインが死んでしまうことが分かってしまうので、いかにもお涙頂戴的な話になることが予想されてしまうのも嫌悪感が生じる。

それでも、物語が進むにつれ引き込まれて行ってしまった。

浜辺美波の笑顔、セリフ回しが良かった。

北村匠海も映画の大半をずっと無表情でいたからこそ、ラストで感情を爆発させる涙のシーンが印象的だった。

鑑賞中もどこかアニメ的な画面の色彩、ストーリーのテンポと感じていたのだけれど、本当にアニメ化されるらしい。



関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ ★★★*☆

ファウンダー家族で楽しめるファストフード元祖、マクドナルドの創業者の物語。

これだけ世界中で受け入れられていながら、彼がアップルのスティーブ・ジョブズのような有名人でない理由がよく分かる。

映画では現実のビジネスのいやらしい部分をこれでもかと突きつけられる。

これぞアメリカ資本主義と言ってしまえばそれまでだが、いわゆる「アメリカン・ドリーム」として啓蒙されてきたものとは全く異なる物語がそこにある。

ケーススタディの例として研究されつくしているだろうから、もう彼のような人物は出ないだろうけど、様々な示唆に富んだ作品。

この映画を見るとブランドイメージは確実に悪くなるだろうなあ。

ミニシアター系でしか公開されないのはやはり帝国の圧力か。


関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画