パッセンジャー ★★★*☆

パッセンジャー地球から睡眠状態で120年をかけて移住地へ移動する途中、出発から30年しかたっていない時点で宇宙船はトラブルに見舞われ、たった一人のエンジニアが目を覚ましてしまう。

先に死んでしまう知人友人を残して新天地へ向かうのはどういう気持ちだろうか。

移住自体、ほとんど生まれ変わりのような行為だ。

作家のオーロラは1年だけ移住地で暮らし、その後241年後の地球に戻って本を書くつもりだと言っていたから、地球では人間がもう住めなくなったわけでもなさそうだ。

睡眠技術が飛躍的に発達すると、従来の人間の一生という概念も大きく変わってしまうのは興味深かった。

映画ではこれまでの宇宙船映画のオマージュがちりばめられている。

現時点でここまでコンピュータやAIが発達してくると「2001年宇宙の旅」のHALなど持ちだしてくる必要もないが、宇宙遊泳でケーブルが届かないというのは「ミッション・トゥ・マーズ」だ。

二人が宇宙船内で生涯を終えたのなら、彼らたちの子供や孫世代がラストに出てくるのではないかとも思ったが、さすがにそれは無かったな。



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