私が見た映画ランキング2014

私が2014年、劇場で見た64本の映画をまとめました。
昨年と同様、今回もトップ10をランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。(BEST10は略)
★★★★☆・・・面白い。お勧め。(BEST10は略)
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)


1. アメリカン・ハッスル
アメリカンハッスル
登場人物はみんなキャラが立っていて強烈だ。

アカデミー賞で今年最多の10部門にノミネートされながらも無冠だったのは残念だった。

本物(リアル)にこだわり、嘘(フェイク)を生業にする彼ら。

目標とするスマートなスタイルには彼らの求めるリアルな生き様はなく、そこにはフェイクしかないことは何とも皮肉なことだ。

70年代のヒット曲に彩られた、華やかなこの時代の描き方にも魅了される。

そして、最後のどんでん返しにも。


2. アナと雪の女王
Frozen
ディズニーらしい完成度の高さに驚嘆。

絵は美しく、うっとりするほど。

音楽はメロディアスで心揺さぶられる。

CGアニメを見てると実写との境界はどこにあるのか、CGアニメは何を目指して絵を描いているのかと思えてくるが、本作も実写と絵画の間の人が美しいと思うツボをうまく突いて見せていると思う。

作品のち密さ、制作側の忍耐力、これらはやはりディズニーの組織力、資金力でこその結果だ。




3. LIFE!
Thelifeofwaltermitty
妄想はそれだけでは何も生み出さないが、偉大な一歩を踏み出すきっかけをくれる偉大な力だ。

妄想は人間が人間らしく生きていくための必要不可欠な力である。

これまで長い間妄想に浸ってきたのなら、それを現実世界に映し出してみることにトライすることが何か自分を新しい世界へ導いてくれる。







4. それでも夜は明ける  
12yearsaslave
一見、黒人差別の映画かと思ってしまうが、実際は神の前の平等を問う宗教的な映画だ。

キリスト教がダシに使われているが、宗教の限界をも投げかける問題作でもある。

黒人たちに歌われるゴスペル「Roll Jordan Roll」がそれを浮き彫りにするとき、切なさが胸に突き刺さる。

「ダークナイト」シリーズの作曲家ハンス・ジマーがサントラをやっていて、その活躍ぶりにも驚いた。



 
5. オール・ユー・ニード・イズ・キル
Edge of tomorrow poster
原作は日本だが、日本で映画化していたとしてもここまで面白い作品にはならなかっただろう。

下手すると退屈な映画に成り下がりそうな展開も、素晴らしい脚本でエンターテイメント作品として見事な仕上がりになっている。










6. 天才スピヴェット
天才スピヴェット
死や壊れることは終わりを意味するのではない。

無限なる一瞬が永久の本質であり、愛によって生まれ変わり、リレー形式で、人の世はその愛と共に永久に続いていくのだ。










7. ダラス・バイヤーズクラブ  
ダラスバイヤーズクラブ
マシュー・マコノヒーの変貌ぶりに驚嘆!

アカデミー賞最優秀主演男優賞は納得の受賞。  












8. ブルージャスミン
blue_jasmine_22.jpg
最初から最後までケイト・ブランシェットの映画。

極めて自己チューな主人公が物語を振り回すが、それを上手く演じきって、アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。












9. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ガーディアンス
主人公5人組はどういう発想でつくられたのか皆目不明。

脱力系なキャラクター設定だが、これが見事に物語でハマってたりするからたちが悪い。

シリーズ化されるとのことで、次回作も期待したいというか期待するのかな?オレ









10. るろうに剣心 伝説の最期編
伝説の最後
今の日本で最高のアクション映画。

原作に引っ張られるのはしょうがないが、それ以上でもそれ以下でもない。

そういう意味で、今見ておくべき映画。










★★★★☆
X-MEN:フューチャー&パスト    
ゼロ・グラビティ    
フューリー
トム・アット・ザ・ファーム
ジャッジ!

★★★☆☆
6才のボクが、大人になるまで。
インターステラー
ゴーン・ガール
寄生獣
フライト・ゲーム
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
神様なんかくそくらえ
イヴ・サンローラン
100歳の華麗なる冒険
ニンフォマニアック Vol. 2
柘榴坂の仇討
TOKYO TRIBE
青天の霹靂    
グランド・ブダペスト・ホテル
ラッシュ/プライドと友情  
GODZILLA ゴジラ  
プリズナーズ    
アデル、ブルーは熱い色    
ワン チャンス    
ウォルト・ディズニーの約束    
サンブンノイチ    
マイティ・ソー/ダーク・ワールド    
エンダーのゲーム    
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー    
喰女-クイメ-
2つ目の窓
怪しい彼女
思い出のマーニー
マレフィセント
超高速!参勤交代
グレート・ビューティー/追憶のローマ

★★☆☆☆
ジャージー・ボーイズ
神さまの言うとおり
ニンフォマニアック Vol. 1
アバウト・タイム
海を感じるとき
ルパン三世
ラブセッション
渇き。
小さいおうち    
ウルフ・オブ・ウォールストリート   
プレーンズ    
春を背負って    
愛の渦    

★☆☆☆☆
イン・ザ・ヒーロー
MONSTERZ モンスターズ    
テルマエ・ロマエII    
偉大なる、しゅららぼん    
エージェント:ライアン   



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トリッカーズ ジョージブーツ/Tricker's George Boots

前から狙っていたトリッカーズのジョージブーツ。

買おうかどうか迷っているといつもいつの間にかなくなっていたので、今回は入荷の情報を聞いてすぐに思い切って購入です。

木型が特殊ということでワンサイズ上を買うのがいいと言われましたが、実際試着してみると普段UK8.0の自分は、9.0は小さすぎて足すら入らず(笑)。

9ハーフで足が入ったものの、明らかに小指が当たっている!

かつて小指が当たって散々苦しみ、ストレッチを何度もかけたりと駆けずり回った経験があるので、悩みつつもこのサイズはパス。

で、結局、10.0に。

ちなみに、今回はユニオンワークス渋谷店で購入です。

無料でヴィンテージスティールを付けることが可能で、メンテナンス割引券がついて、さらに今回は年末年始の期間限定でシューツリーまで無料でついてくるという大盤振る舞い!


Tricker's George Boots


George Boots
ジョージブーツは、90年代はトリッカーズもラインナップの一つとして販売していたようですが、今はトリッカーズ単体の製品としては生産終了。
ユニオンワークスの別注品としてのみ取扱いのようです。


Vintage Steal
無料のヴィンテージ・スティール。
いつも、革靴はつま先から先に痛んでくる自分としてはうれしいサービスです。


ジョージブーツ
メンテナンスの割引券。


トリッカーズ ジョージブーツ
さらに、今は期間限定のダスコのシューツリーがサービスでつきます。


プレメンテとして、今回もまず、リムーバで元々ついていたクリームを取り除いてからMモゥブレイのデリケートクリームを塗りました。

ソールはタピールのレーダーオイルを塗りましたが、正直浸透してくれていたかは疑問。

仕上げにモゥブレィ クリームナチュラーレ(ブラック)で磨きました。



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100歳の華麗なる冒険 ★★★*☆

100歳の華麗なる冒険老人ホームから逃げ出した100歳の老人は、独学で爆弾の作り方を学び、爆弾専門家として20世紀の世界史の重大シーンに立ち会ってきた人だった。

スペインのフランコをはじめ、第二次世界大戦から東西冷戦の終結まで主要なイベントにかかわってきたということは、この20世紀が爆弾の時代だったということを示している。

主人公が途中、精神病院に入れられて去勢されるシーンがあるが、これも大砲ではなく20世紀は爆弾の時代ということのメタファーだ。

時に収まりどころを失った勃起した男根をも意味する"European Cannon"という言葉がある。

"European Cannon"(ヨーロッパの大砲)は、一方で新大陸やアフリカを制した欧州の武力を意味するが、そういう意味で20世紀は一方的に欧州の白人が未開人を統治するのではなく、ボクシングのように互いに爆弾でなぐり合う時代になったということでもある。

冷戦時代には二重スパイになった主人公が、東西両者の顔を立てるために不要になったごみ情報を要求して、東西互いにごみ情報をやり取りし、これを争ってスパイたちが殺し合いをするところなど、これまで散々描かれてきたスパイ像に対する強烈なブラックコメディになっている。

100歳の爺さんのとぼけっぷりが妙に楽しいスウエーデンの痛快作品。


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フューリー ★★★★☆

フューリー実際の戦車を使用した手に汗握る戦車戦と砲弾飛び交う戦場のその場にいるかのような臨場感がすごい。

また、第二次世界大戦末期の疲れ果てた兵士たちと、人間を人間として扱わない狂気じみた雰囲気、死んだ戦士は即モノであるかの扱いをするところなど残忍さがえげつないほどにリアルに描かれている。

しかしながら、描かれているテーマもストーリーも目新しいところは全くない。

あまりにもありきたりな話だけにここ最近しばらくなかったこともあって逆に新鮮さを感じたほどだ。

細かいところを言えば突っ込みどころ満載なのだが、ブラピ演じる軍曹のあまりの潔さがかえって長く心に残った。

生き残るうえでの、あれこれと小賢しい手段を見せる最近の物語とは違い、神をも見捨てたかと思えるほどの極限の状況の中で運命を真正面に受け止め、立ち向かっていく姿は、胸に重く響いた。




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2014/9月~12月 J-POP ベスト25

今回は、自分があまり聞いた覚えのない曲が並んじゃったという感じ。


1 何度目の青空か? ・・・乃木坂46
2 心のプラカード ・・・AKB48
3 東京VICTORY ・・・サザンオールスターズ
4 THE REVOLUTION ・・・EXILE TRIBE
5 不器用太陽 ・・・SKE48
6 ラストシーン ・・・JUJU
7 足音 ~Be Strong ・・・Mr.Children
8 言ったじゃないか / CloveR ・・・関ジャニ∞ (エイト)
9 控えめI love you ! ・・・HKT48
10 ウィークエンダー/明日へのYELL ・・・Hey!Say!JUMP
11 希望的リフレイン ・・・AKB48
12 Dragon Night ・・・SEKAI NO OWARI
13 ER2 ・・・エイトレンジャー
14 Another Future ・・・Kis-My-Ft2
15 男 never give up ・・・Sexy Zone
16 C.O.S.M.O.S. ~秋桜~・・・ 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
17 ローラの傷だらけ ・・・ゴールデンボンバー
18 麦の唄 ・・・中島みゆき
19 がむしゃら行進曲・・・関ジャニ∞ (エイト)
20 ちょいときまぐれ渡り鳥 ・・・氷川きよし
21 鍵のない箱 KinKi Kids
22 祭り囃子でゲラゲラポー/初恋峠でゲラゲラポー ・・・キング・クリームソーダ
23 Sky's The Limit ・・・V6
24 ミダレテミナ ・・・2PM
25 らしくない ・・・NMB48

このランキングは、CDTV(TBS)の週間ランキングの内、勝手に自分でTOP20をポイント化して再集計し直したものです。




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ゴーン・ガール ★★★☆☆

ゴーン・ガールタイトルの「GONE GIRL」は、行ってしまった女、即ち”失踪した女”だが、日本語的に”イカれた女”という意味でとらえると面白い。

そもそも、ここまで知能が高く、実行力のある人間がなぜいともたやすく没落するのか。

この人は簡単なことをわざと難しくしていないだろうか。

わざわざ窮地に陥って、それを自らの頭脳と行動で解決することにしか自己実現の姿を見いだせないのだ。

もっとシンプルで容易に成功を実現できる能力がありながらも、無意識にそのような方法をとる、とらざるを得ないところがイカれた女のイカれたる所以だ。

2000年前後に流行したどんでん返し映画のパターンだが、取り立てて驚くような展開でもない。

いわんやデヴィッド・フィンチャーの旧作「ファイト・クラブ」を初めて見たときの衝撃に及ぶべくもない。

この手の映画がはやった時期から観客も一回りしているということで、新しい観客向けに作ったんだろうな。

ということは、しばらく、こういう映画が続くかもということか。

そういえば、スリラーの古典「氷の微笑」「サイコ」「キャリー」を彷彿とさせるシーンが挟み込まれていて面白かった。




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寄生獣 ★★★*☆

寄生獣
山崎貴監督の作品はCGが主役になってドラマがイマイチという印象が強かったが、今回はドラマもちゃんと描かれている。

染谷将太の演技がこの映画をより魅力的なものにしているとも言える。

日本テレビが関わったヒット作としては「デスノート」が記憶に新しいが、同様の良作になっていると思う。

高い知能と運動能力を持ちながら、自分たちの存在意義を見出せずにいる寄生獣。

あえてそのようにしている生物だとしたらその理由は何だろうか。

彼らは宇宙から来たのではなく、海から来た。

人間のことを地球に寄生する害獣のような言いようをするのだが、利己的で繁殖能力はない。

つまり、その個体のためだけに利己的に生き、人間を食らう。

一見、地球のために人間を駆除する存在かとの印象を受けるが、それだけのために、繁殖能力のないこれほどの高度な知的生命体は必要だろうか。

これほどの高度な知性を持ちながらなぜ、人間に寄生し、人間を食うだけの存在なのだろうか。

そもそも原作は未読なのだが、原作ではこのあたりも触れられているということか。

いずれにせよ、興味深い多くの謎をはらみながら、来年4月に公開の続編に期待が膨らむ秀作になっている。




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