6才のボクが、大人になるまで。 ★★★☆☆

6才のぼくが大人になるまで12年をかけて実際に俳優たちの子供から大人になるまでの成長を描いた作品。

脚本が全くなくて子供たちの成長に合わせたドキュメンタリという訳でもなく、ちゃんと脚本があったと思うのだが、それならもう少し12年かけてしかできない仕掛けを組み込んでくれていてもよかったように思う。

9.11テロとイラク戦争というあまりにも大きなイベントを無視することなく反映させているのはそういう意味でお見事。

子供だけでなく、常に子供と表裏一体の母親の人生も浮かび上がらせているのもすばらしい。

でも、それ以外はあまりにも淡々と時間にそって生活を追うだけに終始しているように思えてならない。

一方で、俳優たちと共にこの映画の主役は、疑うことなく「時間」。

時間そのものを遡上にあげることなく進んでいながら、最後にセリフで一瞬の意味を問うというのは、とってつけたような感じがしてなんとも興ざめだ。



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インターステラー ★★★☆☆

インターステラー宇宙の果てへの旅が精神世界とつながっていく流れは特に目新しさを感じるものではない。

それどころか、散々これまで描かれてきていて、いい加減、食傷気味だ。

クリストファー・ノーラン監督らしさを感じたのはやはり緻密なリアリティ感。

今回は、相対性理論により、ほんの数時間の探検が地球時間で23年にあたるくだりは、理論として知っていても映像でこんな風に見せられるとショッキングだ。





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チャーチ ディプロマット (Church's Diplomat)

新しい革靴(チャーチのディプロマット 8.0F)を新しくおろしました。

プレメンテとして、リムーバでクリームを落とし、Mモゥブレイのデリケート・クリームを二日かけて数回にわたって塗布した上でMモゥブレイのダークブラウンで磨きました。

チャーチ・ディプロマット

トライアンフスティール

ソールはプレメンテとしてタピールのレーダーオイルを塗布。

そのため、多少色が濃くなっています。

チャーチ表参道
チャーチ表参道店。

昨年オープンしたようですが、今回はここで買ったわけではありません。

ユニオンワークスで購入しました。

10月から値上げされているようなのですが、まだ、値上げ前の値段で買えたこと、ヴィンテージ・スティールが無料でつけてもらえるということ、メンテナンス費用の割引券がもらえるということが理由です。

私の場合は1000円プラスしてトライアンフ・スティールにしてもらいました。

メンテナンスなしで革靴を履き続けることはありえないので、メンテの割引券がもらえるのはやはり大きいメリットです。


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天才スピヴェット ★★★*☆

天才スピヴェット一つのテーマは家族愛。

そして、もう一つは永久であるということ。

双子の弟を失ったTSは、永久機関を発明するが、それが動くのはあくまでも磁石がその力を失わない400年の間だけ。

400年なんて、この世の時間の流れからすればほんの一瞬のことだ。

スピヴェットはそう言ってのける。

永久に続くものはない。

しかし、永久に続けていくことはできる。

家族の愛をもってすれば。

この映画はそう言いたいのだ。

死んだツバメの生まれ変わりとしてTSが生まれた。

母親のトースターはすぐにいくつも壊れたが、また子供を授かった。

西部開拓時代の文化はその愛着から父親がずっと保ち続けている。

死んだ双子の弟の魂は、TSの魂ともに彼の中に永久に生き続けるだろう。

死は終わりを意味するのではない。

無限なる一瞬が永久の本質であり、愛によって生まれ変わり、リレー形式で、人の世はその愛と共に永久に続いていくのだ。




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第27回東京国際映画祭

いつか一度は行きたいと思っていた東京国際映画祭。

今回、運よくチケットが手に入ったので初参戦です。

看板

会場
会場はTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7。

中谷美紀
フェスティバル・ミューズとして中谷美紀が登場。

授賞式のMCはフジテレビの笠井アナウンサー。

彼女は東京グランプリのプレゼンターとしても後で再登場。

TEST
セリフのない「草原の実験」は最優秀芸術貢献賞とWOWOW賞の2冠。

東京グランプリ
グランプリは監督賞との2冠の「神様なんかくそくらえ」。

主演女優の実体験を基にした映画。

PhotoSession
受賞者とカメラマンのフォトセッション。

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東京グランプリ
『神様なんかくそくらえ』監督:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ

審査員特別賞
『ザ・レッスン/授業の代償』

最優秀監督賞
ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ『神様なんかくそくらえ』

最優秀女優賞
宮沢りえ『紙の月』

最優秀男優賞
ロベルト・ヴィエンツキェヴィチ『マイティ・エンジェル』

最優秀芸術貢献賞
『草原の実験』

観客賞
『紙の月』

WOWOW賞
『草原の実験』

アジアの未来 作品賞
『ゼロ地帯の子どもたち』


国際交流基金アジアセンター特別賞
ソト・クォーリーカー『遺されたフィルム』

日本映画スプラッシュ 作品賞
『百円の恋』

日本映画スプラッシュ スペシャル・メンション
『滝を見にいく』

SAMURAI賞
北野 武監督
ティム・バートン監督


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