ペーパーボーイ 真夏の引力 ★★*☆☆

paperboyニコール・キッドマンはアメリカではセレブたちの間でファッションリーダー的存在らしい。

そういうイメージの彼女だからこんな下衆な女を余裕もって演じることが出来るのだろうが、そんなイメージのないアメリカ人でない自分が見ても、ピンとこない。

それどころか、単なるミスキャストじゃないかと思えてくる。

夏の暑さがそうさせるのか、登場人物はまるで頭が茹で上がっているかのようにおかしな言動する奴らばかりだ。

アメリカのアイドル、ザック・エフロンがかろうじてまともな役どころだが、それ以外はみんな普通はありえないド変態。

そんな役どころをこれ見よがしに演じてみせる俳優陣がこの映画のウリなのかもしれないが、見ている方も茹だってしまいそうな雰囲気に窒息しそうになる。

もっとゾッとするような展開ならまだしも、真綿で首を絞められるような蒸せるような不快感が息苦しい。

暑い夏、沼地の家、行き場のない人生、人に言えない性癖・・・閉塞感ばかりの変な半端感。

人を殺しても何かが好転するわけではなく、また、何も終わらず不快感が続いていくような雰囲気が後味悪い。




関連記事

テーマ: 映画レビュー | ジャンル: 映画