今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。
基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。
★★★★☆・・・面白い。お勧め。
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)
2012でもっとも印象的だった映画は、「戦火の馬」と「ヒミズ」でした。スピルバーグ作品がここに来るなんて自分でも驚きです。また、「アルゴ」や「夢売るふたり」も見ごたえある私好みの映画でした。
★★★★★
戦火の馬・・・オリジナリティはさておき、見た後一番余韻を感じた映画でした。

★★★★☆
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ・・・オスカー少年、一人称の9.11。
アルゴ ・・・神経がピリピリするような強烈な孤立感、緊迫感。
ダークナイト ライジング ・・・計算されつくした映像と世界観に圧倒される。
夢売るふたり ・・・映像が語る裏の物語を読み解くのが楽しい。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 ・・・混迷のイギリスを引っ張った鉄の女に改めて畏怖を覚える。
メランコリア ・・・胸を押しつぶされそうになる虚無感を美しい映像詩で紡いで見せる作品。
007 スカイフォール・・・ ハードボイルドなグレイグ版ボンド、まだまだ続いてほしいところ。
桐島、部活やめるってよ ・・・青春なんてこんなもの。
ミッドナイト・イン・パリ ・・・パリに対する濃密な愛情に魅了される。
別離・・・セリフ一言の重さに緊張感を張りつめた作品。
砂漠でサーモン・フィッシング・・・論理をひたすら学ぶ現代人も信念や愛でこそ高みを目指して動くのだ。

★★★☆☆
アーティスト・・・随所にみられる抒情的なシーンに心を奪われる。
ダーク・シャドウ
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~・・・何よりもアカデミー賞助演女優賞のオクタヴィア・スペンサーが見どころ。
外事警察 その男に騙されるな・・・全編を通して途切れない緊張感にしびれる。
ドラゴン・タトゥーの女・・・主演の二人のオーラがすごい。
おおかみこどもの雨と雪・・・独特の世界観が印象的だが、今一つ練りきれていない気がする。
悪の教典・・・伊藤英明の精神異常者による大量虐殺に仰天。
プロメテウス・・・ツッコミどころ満載だが、続編に期待。
アウトレイジ ビヨンド ・・・北野武の映画です。シンプルで強烈。
シェイム・・・セックスでエロチシズムではなく孤独感と空虚感を浮かび上がらせる。
私が、生きる肌・・・数年後にはカルトムービーとして崇められるであろう怪作。
遊星からの物体X ファーストコンタクト・・・82年公開の「遊星からの物体X」を楽しめた人なら見るべし。

最強のふたり・・・何から何まで対照的なフィリップとドリスの最強コンビの物語。
アベンジャーズ
アメイジング・スパイダーマン
ヒューゴの不思議な発明・・・物語は冗長だが、映像はすばらしく美しい。
人生の特等席・・・今回もクリント・イーストウッドは怒れる老人です。
レ・ミゼラブル・・・ビクトル・ユーゴーの傑作文学のミュージカル映画化。
ソハの地下水道・・・ポーランドでのユダヤ人のナチスとの戦い。
シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語・・・美しい映像に身をゆだねる2時間。
ピープルvsジョージ・ルーカス・・・スターウォーズについて思っていながら口に出せなかったことがこれでもかと出てきて愉快。
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム・・・前作のようなドタバタ感はなく落ち着いた感じ。
アニマル・キングダム・・・時折ぶち込んでくるハンマーを振り下ろすかのような強烈な映像が印象的。
ALWAYS 三丁目の夕日’64・・・これまでの方に力が入り過ぎたCG主役の映画からドラマに重点が移ってきた。

★★☆☆☆
ヘルタースケルター・・・DVDでよかったです。
崖っぷちの男・・・ラストの説得力のなさにがっかり。
フランケンウィニー・・・ディズニー映画だからか、マイルドすぎて毒気がなさすぎ。
ドリームハウス・・・家族の愛の物語は心を打つが、いろんな映画の寄せ集めのようです。
その夜の侍・・・平凡な生活を手に入れることの難しさ。でも、ひたすら暗すぎです。
あなたへ・・・年寄りくささに参った。
るろうに剣心・・・ワイヤーアクションの殺陣は斬新だが、アニメのような演出には良さを感じられなかった。
貞子3D・・・ラストのクリーチャーの安っぽさはいただけない。
ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春・・・メリル・ストリープの「永遠に美しく」がダブる。
ドライヴ・・・ ミステリーのようでミステリーではなく、純愛のようで純愛でない。

のぼうの城・・・のぼうの人物像がうまく描き切れていないような気がする。
推理作家ポー 最期の5日間・・・ただひたすら冗長。
ボーン・レガシー・・・旧三部作の良さをすべて失った新作。
ロック・オブ・エイジズ ・・・この監督のセンスは理解できません。
スープ ~生まれ変わりの物語~・・・いい役者さんがたくさん出てますが、映画は学生が作ったかのような出来です。
スノーホワイト・・・魔女役が白雪姫より美しいこれまた寄せ集めの出来合い映画。
ヤング≒アダルト・・・主人公のあまりのイタさに見ている方もゲンナリ。
ロボジー・・・企画は面白いけど、設定が甘いよね。
friends もののけ島のナキ・・・子供向けですね。
★☆☆☆☆
CUT・・・この手の映画がまだ作られていることが驚き。
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