私が見た映画ランキング2012

私が2012年、劇場で見た59本の映画をまとめました。
今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。

基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DVD買って何度も見ようと思える作品。
★★★★☆・・・面白い。お勧め。
★★★☆☆・・・普通。多少引っかかるところはあるが、無視できる。
★★☆☆☆・・・引っかかるところがちょっと多すぎる。
★☆☆☆☆・・・全然面白くない。
*・・・★半分(今回は使用せず、上記区分に振り分けた。)


2012でもっとも印象的だった映画は、「戦火の馬」と「ヒミズ」でした。スピルバーグ作品がここに来るなんて自分でも驚きです。また、「アルゴ」や「夢売るふたり」も見ごたえある私好みの映画でした。

★★★★★
戦火の馬・・・オリジナリティはさておき、見た後一番余韻を感じた映画でした。
ヒミズ・・・震災後の日本への強烈なメッセージ。

★★★★☆
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ・・・オスカー少年、一人称の9.11。
アルゴ ・・・神経がピリピリするような強烈な孤立感、緊迫感。 
ダークナイト ライジング ・・・計算されつくした映像と世界観に圧倒される。
夢売るふたり ・・・映像が語る裏の物語を読み解くのが楽しい。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 ・・・混迷のイギリスを引っ張った鉄の女に改めて畏怖を覚える。
メランコリア ・・・胸を押しつぶされそうになる虚無感を美しい映像詩で紡いで見せる作品。
007 スカイフォール・・・ ハードボイルドなグレイグ版ボンド、まだまだ続いてほしいところ。
桐島、部活やめるってよ ・・・青春なんてこんなもの。
ミッドナイト・イン・パリ ・・・パリに対する濃密な愛情に魅了される。
別離・・・セリフ一言の重さに緊張感を張りつめた作品。
砂漠でサーモン・フィッシング・・・論理をひたすら学ぶ現代人も信念や愛でこそ高みを目指して動くのだ。
 
★★★☆☆
アーティスト・・・随所にみられる抒情的なシーンに心を奪われる。
ダーク・シャドウ
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~・・・何よりもアカデミー賞助演女優賞のオクタヴィア・スペンサーが見どころ。
外事警察 その男に騙されるな・・・全編を通して途切れない緊張感にしびれる。
ドラゴン・タトゥーの女・・・主演の二人のオーラがすごい。
おおかみこどもの雨と雪・・・独特の世界観が印象的だが、今一つ練りきれていない気がする。
悪の教典・・・伊藤英明の精神異常者による大量虐殺に仰天。 
プロメテウス・・・ツッコミどころ満載だが、続編に期待。 
アウトレイジ ビヨンド ・・・北野武の映画です。シンプルで強烈。
シェイム・・・セックスでエロチシズムではなく孤独感と空虚感を浮かび上がらせる。 
私が、生きる肌・・・数年後にはカルトムービーとして崇められるであろう怪作。
遊星からの物体X ファーストコンタクト・・・82年公開の「遊星からの物体X」を楽しめた人なら見るべし。   
わが母の記・・・老いてもなお迫力を感じさせる母親像を演じた樹木希林に感服する。 
最強のふたり・・・何から何まで対照的なフィリップとドリスの最強コンビの物語。
アベンジャーズ 
アメイジング・スパイダーマン
ヒューゴの不思議な発明・・・物語は冗長だが、映像はすばらしく美しい。
人生の特等席・・・今回もクリント・イーストウッドは怒れる老人です。 
レ・ミゼラブル・・・ビクトル・ユーゴーの傑作文学のミュージカル映画化。
ソハの地下水道・・・ポーランドでのユダヤ人のナチスとの戦い。
シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語・・・美しい映像に身をゆだねる2時間。
ピープルvsジョージ・ルーカス・・・スターウォーズについて思っていながら口に出せなかったことがこれでもかと出てきて愉快。 
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム・・・前作のようなドタバタ感はなく落ち着いた感じ。  
アニマル・キングダム・・・時折ぶち込んでくるハンマーを振り下ろすかのような強烈な映像が印象的。 
ALWAYS 三丁目の夕日’64・・・これまでの方に力が入り過ぎたCG主役の映画からドラマに重点が移ってきた。 

★★☆☆☆
ヘルタースケルター・・・DVDでよかったです。 
崖っぷちの男・・・ラストの説得力のなさにがっかり。 
フランケンウィニー・・・ディズニー映画だからか、マイルドすぎて毒気がなさすぎ。 
ドリームハウス・・・家族の愛の物語は心を打つが、いろんな映画の寄せ集めのようです。 
その夜の侍・・・平凡な生活を手に入れることの難しさ。でも、ひたすら暗すぎです。 
あなたへ・・・年寄りくささに参った。 
るろうに剣心・・・ワイヤーアクションの殺陣は斬新だが、アニメのような演出には良さを感じられなかった。 
貞子3D・・・ラストのクリーチャーの安っぽさはいただけない。 
ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春・・・メリル・ストリープの「永遠に美しく」がダブる。 
ドライヴ・・・ ミステリーのようでミステリーではなく、純愛のようで純愛でない。
聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実・・・戦争シーンのCGはミニタリーファンには垂涎。物語の後半の失速が残念。 
のぼうの城・・・のぼうの人物像がうまく描き切れていないような気がする。 
推理作家ポー 最期の5日間・・・ただひたすら冗長。 
ボーン・レガシー・・・旧三部作の良さをすべて失った新作。 
ロック・オブ・エイジズ ・・・この監督のセンスは理解できません。
スープ ~生まれ変わりの物語~・・・いい役者さんがたくさん出てますが、映画は学生が作ったかのような出来です。 
スノーホワイト・・・魔女役が白雪姫より美しいこれまた寄せ集めの出来合い映画。 
ヤング≒アダルト・・・主人公のあまりのイタさに見ている方もゲンナリ。 
ロボジー・・・企画は面白いけど、設定が甘いよね。 
friends もののけ島のナキ・・・子供向けですね。

★☆☆☆☆
CUT・・・この手の映画がまだ作られていることが驚き。 




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レ・ミゼラブル ★★★☆☆

ビクトル・ユーゴー原作のあまりにも有名な作品のミュージカル映画化。

多くの人がこれとは知らずとも、一度は聞いたことのある物語だろう。

パン1つを盗んで19年間牢獄に入れられていたジャン・バルジャンは仮釈放のときに司祭から銀食器を盗み警察に捕らえられるが、司祭の大いなる愛に触れ、生まれ変わることを誓う。

後に名を変え工場経営者となり、市長にまでなったジャン・バルジャンは彼を執拗に追うシャベール警部と再び会うこととなる・・・

ビクトル・ユーゴーの傑作は見る者に人が生きる意味を問い続け、愛の空しさと無償の愛の尊さを訴える。

ジャン・バルジャンがその罪を償い、懸命に生き抜いた先に訪れる祝福によって浄化される姿に魂を揺さぶられる思いがする。

でも、映画の作りとしては、ひたすらアップでせまり、緩急つけない冗長な展開に辟易させられたのは残念だった。



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フランケンウィニー ★★*☆☆

いかにも日本ではウケが悪そうなキャラクターデザインだけど、このタッチは欧米では受け入れられているのだろうか。

映画はこれまでのフランケン映画に対するオマージュも挟み込むなど小技を随所に忍ばせて楽しい作りだ。

ただ、ストーリー展開には残念ながら驚きはなく、そのほとんどが予想できてしまう。

でも、どちらかというと意図的に驚かさない演出でマイルドに作り上げられているように感じた。

これはやはり、ディズニー映画だから?

まあ、もしこれが実写だったら「ペット・セメタリー」よろしく驚愕のホラー映画の完成だが、モノクロの3Dアニメで子供にも楽しめる映画になった。

というか、子供向けの方向にに少々行き過ぎたと感じた。


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2012/8~12月 J-POPベスト25

AKB48いぜん強しですね。


1. ギンガムチェック・・・AKB48
2. UZA・・・AKB48
3. ヒカリへ・・・miwa
4. キスだって左利き・・・SKE48
5. 24karats TRIBE OF GOLD・・・EXILE TRIBE
6. HALLOWEEN PARTY・・・HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA
7. WANNA BEEEE!!! / Shake It Up・・・Kis-My-Ft2
8. 最後と決めた女(ひと)だから・・・氷川きよし
9. firefly・・・BUMP OF CHICKEN
10. ヴァージニティー・・・NMB48
11. サラバ、愛しき悲しみたちよ・・・ももいろクローバーZ
12. アイノビート・・・Kis-My-Ft2
13. MONSTERS・・・The MONSTERS
14. 走れ!Bicycle・・・乃木坂46
15. Moment・・・SMAP
16. Oh!・・・少女時代
17. 0~ZERO~・・・三代目 J Soul Brothers
18. Beautiful life / GAME・・・福山雅治
19. The Beginning・・・ONE OK ROCK
20. あおっぱな・・・関ジャニ∞ (エイト)
21. 永遠プレッシャー・・・AKB48
22. 不滅のスクラム・・・KAT-TUN
23. 北川謙二・・・NMB48
24. エレクトリックボーイ・・・KARA
25. 紙飛行機・・・コブクロ

(次点)
26. ルミナス・・・ClariS
27. Life is SHOW TIME・・・鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー
28. Sexy Summerに雪が降る・・・Sexy Zone
29. ヒカルものたち・・・渡辺麻友
30. BRAVE IT OUT・・・GENERATIONS


このランキングは、何のことはない、CDTV(TBS)の週間ランキングの内、勝手に自分でTOP20をポイント化して再集計し直したものです。

2012/5~7月 J-POPベスト25





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砂漠でサーモン・フィッシング ★★★*☆

期待せずに見に行ったのだが、思わぬ掘り出し物だった。

理論的に可能であっても、火星に人を送り込むような壮大な計画を推し進めるのは科学か、信念か、宗教か。

シャイフとジョーンズのこの会話にこの映画のテーマが凝縮されているように思う。

大きなプロジェクトを進めるのは科学とお金だと思いがちだが、信念がなければ何も生み出さないということを映画は言っているように思える。

男女の関係も、遠くの公的な関係よりも近くで同じ目標を追って共に汗を流す関係が大事だ。

信念や愛情といったまさに人間的な精神活動が人を人たらしめていることを再認識させられる。


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人生の特等席 ★★★☆☆

老スカウトマンたちを追っている映画の序盤はスローペースで何とも映画自体ご老体のようだ。

娘が登場するあたりから立ち直ってくるが、ストーリー展開は冗長な感じがしてもどかしい。

ジャスティン・ティンバーレイクとエイミー・アダムスの掛け合いは微笑ましいが、それでもよくありがちなメロドラマ。

それが、ラストのほんの20分ほどで急展開を見せ、いかにもといった大げさな演出で問題点が次々と解決していくのはちょっとやり過ぎじゃなかったろうか。

それにしても、クリント・イーストウッドの怒れる老人役もさすがに見飽きてきた気がする。。。



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007 スカイフォール ★★★*☆

シリーズ50周年記念作品ということで、過去シリーズ作品にオマージュをささげたプロットがふんだんに織り込まれているので、旧シリーズのファンにもうれしい作りになっている。

ダニエル・クレイグのボンド作品としては過去の2作品の流れをくんではいるが、前作よりも人間ドラマの部分の比重が小さくなって、アクション映画の側面が大きくなっているように思う。

とはいいながら、ストーリーはMを母親に、敵役シルヴァとボンドがその対照的な子供たちと見立てていて、母親に対して屈折した恨みを抱くシルヴァとあくまでも忠誠をつくし続けるボンドの対比を骨子としている。

それを土台に組み立てられた両者の心理と思考方法の違いを際立たせる手法は印象的だった。

ただ、先の先まで読みつくしたシルヴァが最後の詰めでしくじるあたり、説得力のある展開とは思えなかったところは残念だった。

前振りはあったとはいえ、シルヴァのああいう最期も気が利いているようには思えなかったなあ。


長崎の軍艦島がロケ地として使われていたけど、知っている人からすれば唐突に表れるので驚いただろう。



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シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語 ★★★☆☆

シルク・ドゥ・ソレイユです。

ただひたすら超人的な美技の連続に目を奪われます。

この映画を見ると、実際に劇場で実物を見ることで受ける迫力のすごさというのは想像に難くありませんが、映像ということで、より細部が大画面でスローモーションを使って詳しく見れるます。








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