ドリームハウス ★★*☆☆

ハリウッドの「産業映画」という言葉が頭をよぎる。

物語の骨格はこれまでに何度となく描かれてきたストーリーの組み合わせで、映画ファンならばどこかで聞いたことのある話だ。

精神分裂症ものであれば、「ファイトクラブ」「シャッター・アイランド」、心霊ものであれば「シックス・センス」「アザーズ」と似た作品は簡単に挙げられる。

このような”アイデンティティ・クライシスもの”も今やハリウッドでは王道の定番物語という位置付けということなんだろう。

そうした王道ものの話であっても、この作品は展開がうまく練られていてそれなりに楽しめたりする。

何よりも家族への愛の物語へとしているラストが見る者へ感動と大きな安堵を与える。


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その夜の侍 ★★*☆☆

轢き逃げで妻を亡くした男がその犯人に復讐を誓う物語。

堺雅人はひたすら暗く、まさに昼行灯のような役回り。

小さな鉄工所を経営し、凡庸な日常を過ごす姿と復讐に執念を燃やす暗く狂気じみた姿が対照的でおぞましい。

一方、日々を流れに乗せてなんとなく生きてく山田孝之の犯人役はその人生をいつの間にか破滅させていく。

劇中で何度となく語られるが、平凡な生活は勝ち取るもので、何も考えずに無為に過ごすことによって得られることは決してないということが、最後の台風の中での格闘でも語られる。

そして、それを勝ちとった主人公の安堵が見る者の心に訴えかけてくる。


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悪の教典 ★★*☆☆

バトルロワイヤルのようなノリの映画かと思ったら大間違い。

R15指定も納得の精神異常者による大量虐殺物語なのだ。

原作にはファンも多いようだが、自分は未読。

いくつものシークエンスが淡々と語られ、今一つまとまりきらないうちに淡々と惨劇が起きていくのは自分としては今一つ合わなかった。

教師によるセクハラ、教師と生徒の恋愛、いじめ、モンスターペアレンツ、携帯による集団カンニング ... 現代の学校教育の問題がこれでもかと盛り込まれるが、これまた淡々と蹴散らされていく。

挿入歌の歌詞を画面に流す演出など、その歌詞の内容とともにぞっとさせられるシーンもあるが、最後の散弾銃による惨殺もただひたすら生徒を撃ち殺していくなど、どうも緩急がついていずに面白味が感じられない。

これまで清潔感あるヒーローを演じてきた伊藤英明によるサイコパスの怪演は見事だが、それでもどこかカッコよく感じるのは、この人は俳優としてきっとそういう要素を元々持っているのだなと感心した。

爽やかな教師と猟奇的殺人者の二面性を演じる上ですごく効果的だったと思う。

ただ、最後はTO BE CONTINUEDとのことだが、本当に続くんだろうか。


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ヤマユリ球根栽培

やまゆりの球根を植えました。

今住んでいるところ駅名も百合にちなんだ名前ということで昔はこの辺りにも野生の山百合が咲き乱れていたようです。

近年はほとんど見られることもなくなり、地元の人たちの中には再生を試みている人たちもいます。


145g
ここ日本花卉で買いましたが、やってきたのはサカタのタネの球根でした。1個1,600円。





235gと200g。
大で1個500円です。
フタバ農園

200gの方は庭に地植えしました。

残りは鉢植えです。



このヤマユリ植栽普及促進事業にあるヤマユリ通信のバックナンバーにある植え方を参考にしました。

500倍希釈のベンレートで殺菌もしました!!




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Category: ヤマユリ

のぼうの城 ★★☆☆☆

なんだか全てバラバラで一貫性が感じられない。

リアリティを追及しているのかエンターテイメントを追及しているのか。

殺陣のアクションシーンはなかなかハードなシーンを見せてくれるが、人間ドラマの部分は現代劇のようだ。

というか、テレビドラマのようだ。

野村萬斎はそれぞれのシーンの演技は素晴らしいと思うが、全体を通してみるとのぼうの人物像が今一つ不明瞭に感じられた。

また、それぞれのエピソードを詰め込むのはいいがつなぎ方があまりにも下手。

意味不明なカットを中途半端な長さ入れてみたり、これだと見ている方もさすがに集中力が切れてしまう。

甲斐姫が柔術を使って家臣を投げるシーンもなぜカットを切るのか?というか、これもあまりにも撮り方が下手クソすぎる?

浮ついた声の最後のナレーション等挙げていくときりがないけど、最後の最後まで残念な映画だった。


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