7、8年ぶりにジーンズを買った。
ジーパンである。Gパンである。デニムである。
ジーンズなんて中学のときから若いころはずっと履いていたが、ここ何年かはぜんぜん履いていなかった。
なので、自分はけしてジーンズ・マニアとかいうのではない。
これは、履いていなかった7、8年の内にジーンズを取り巻く状況がめまぐるしく変わり、自分も最近の「デニム」なるものをどんなものか試してみたくなったのだ。
と、ここまで書いて気づいたが、ジーンズが変わったのは7、8年の話ではなく、自分の記憶が正しければ15年位前からのことだ。
ダメージ加工だの、ローライズだの、ケミカルだのこれでもかとこのシンプルなズボンにあらゆる試みが行われていたが、この変化には全くついていけていなかった。
ジーンズなんて自分で仕上げていくものと思っていた自分にとってこの流れは理解不能だったのだ。
この時期はひたすら「先端の」ジーンズからはひたすら距離をとっていて、昔ながらのクラシックなものだけを履いていた。
それが最近になって町の中で皆が履いているもののトレンドが理解できて、ようやく今のジーンズ像が自分の中で落ち着いてきたからかもしれない。
前置きが長くなったが、とにかく、クラシックなジーンズはさておき、今のトレンドを反映させたものが欲しくなったのだ。
でも、ジーンズは自分で仕上げていくものという考えは根強いようで、自分もあくまでもこの立場で購入。
しばらく、自分のジーパンの育ち具合を追っていこうと思う。

買ってから10日くらいのもの。
何回か履いていますが、まだ一度も洗ってません。

今回はアバクロのジーンズにしました。
形が気に入ったのと、ないと思っていた自分にぴったりのサイズが見つかったから。

生まれて初めて買ったかもしれないボタンフライ。