コンテイジョン ★★★*☆

SARSをモデルにした(?)新種ウイルスのパンデミックによるパニック・ムービー。

ウィルスは人々が有効な打つ手もないまま、すさまじい勢いで拡がっていく。

映画はそっけない演出だが、かえってそれが人の分別とは無縁のウィルスの非情さを印象付けて恐怖心を募らせる。

多くの豪華なキャストが話題だが、いとも容易く死んでしまうのは、ウィルスの強烈さをアピールするための演出の一つか。

ここまではやらないだろうと思うような気品あるイメージの女優さんたちが無残な姿をさらすのはそれだけでどこか見ていられないような悲惨さを感じざるを得ない。

ちょっと気になるオープニングの「2 Day」も最後にちゃんとケリをつけてくれているところは心憎い。


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ミッション:8ミニッツ ★★★☆☆

ラストはやはり納得できない。

このラストだと映画そのものの設定が変わってしまうじゃん!!

それは全員が死亡するという列車事故で犠牲者の死の直前8分間の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという技術。

任務にあたった主人公は、その最後の8分間を何度も擬似体験しながら、少しずつ事件の真相に近づいていく。

同じシーンへ何度も送り込まれる主人公だが、物語は飽きさせることなく見事につないで見せ、さらに、別の方向へ展開していくところがすばらしい。

カプセルの中の閉塞感は前作「月に囚われた男」にも似た息苦しさが重々しいがうまく描いて見せている。


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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 ★★★☆☆

 藤田まことの『必殺』(古い!)と同じだと割り切ってみればそれなりに楽しめる映画。

『三銃士』の原作は未読だが、原作にも登場するというミラ・ジョボヴィッチ演じるミレディーは『バイオハザード』のアリスそのままの大立ち回りを演じる。

ルイ13世やリシュリュー卿といった歴史上の人物も登場する一方で飛行船による戦いが映画のクライマックスになっている。

自分としては、ミラ・ジョボヴィッチのアクションはいかにも出来合いのハリウッド映画っぽくて苦笑ものだった。

しかしながら、三銃士とダルタニアンによる殺陣は見事な剣さばきの連続で見ごたえがあり、飛行船によるバトルは面白い構図の絵でなかなか楽しめた。


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ステキな金縛り ★★★☆☆

今回も三谷幸喜らしい映画です。

この人の作品は「ラヂオの時間」以外は面白いと思った映画はないのですが、今回はまあまあといったところでしょうか。

近年の作品はハズレ続きなのであまり期待せずに見に行ったのが良かったのかもしれません。

深津絵里さん、今回はコメディエンヌとして熱演、頑張っています。

阿部寛もここまでやるかというくらいサービスしてくれてます。

佐藤浩一が前作と同じ売れない役者として登場するのは面白かったです。

ただ、幽霊が法廷に出ている時点で理屈が通じないのに、見える人と見えない人の違いなど中途半端に理屈っぽいのはバランスが悪くて映画のテンポに水を差したように思います。


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ウィンターズ ボーン ★★★*☆

全体に鉛色がかった世界。

暗く曇天が垂れ込め、冬の寒い風が吹き抜ける。

厳しい気候の土地、貧しい人たちが多く集まる集落で暮らす家族。

父親に失踪された娘リーの生への決意と厳しい現実に対する認識が、ただつらく、痛いほどに伝わってくる。

リーは、仲間の掟を裏切り、処分された父親のために周囲の人からはちゃんと事情を知っているにもかかわらず、情報も与えられずに距離を置かれる。

頼れる人もない中、17歳にはあまりにも過酷な試練を乗り越え、自力で這い上がりたくましく育っていくリーの姿に感動を覚える。


アカデミー賞作品賞、主演女優賞ノミネート。


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カウボーイ&エイリアン ★★*☆☆

ハリソン・フォードとダニエル・クレイグという好きな俳優さんで、しかも新旧のスター対決ということもあって、多少なりとも期待していた映画だったけれど、イマイチな出来。

スピルバーグが何かのインタビューで、「何で誰も今まで西部劇とエイリアンを組み合わせた映画を作っていなかったのか不思議なくらいだ」と語っていたが、面白く作るのが難しかったからじゃないかと勘ぐってしまう。

ただ、この作品の場合、コンセプトの問題というよりは脚本の問題と言うのは明らか。

ストーリー展開上重要なところであまりにも安易な展開の連続で見ている方としてはがっかりさせられる。

エイリアンは中盤まで散々、宇宙船での攻撃でやりたい放題だったにもかかわらず、クライマックスの戦闘シーンでは人間はライフル銃とダイナマイトで攻撃するのに対して、猛獣のように噛み付いて戦うというのも意味不明。


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