ソウ6 ★★*☆☆

シリーズ最初の作品で、たとえ命のためとはいえ自分で自分自身の身体を傷つけるということがいかに難しいかということを語っていたように思うのだが、本作ではしょっぱなのシーンからザクザクと自分の体を切り付けあう。

もう、この時点で引いてしまう。

展開のワンパターンも以前はそれを覆うほどのショックシーンが出ていたのだが、本作では慣れてしまって淡々と時が過ぎていくのみ。

底の浅いスプラッタ・ムービーに成り果ててしまったように思う。

最後のどんでん返し(?)もたいした驚きはない。

5作目から失速しまくりのこのシリーズもいい加減これで終わりだよねぇ?


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ゼロの焦点 ★★☆☆☆

原作は未読。

宣伝でミステリーと言っていたが、映画では謎解きの醍醐味は感じられずじまい。

結局、主人公の想像がそのままタネ明かしになっていて、それを裏づける描写が希薄。

その上、展開もだらだらして退屈。

昭和30年代の町並みは見事なCGで及第点だが、そもそも映像に新鮮味はなく、テレビのサスペンスもののように安っぽい。

見所と言えば、中谷美紀と木村多江の演技の応酬部分か。

中谷の気迫と木村の上手さは見ごたえがあった。


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スペル ★★★*☆

畳み掛けるような恐怖の嵐。

本作の監督、サム・ライミの旧作「死霊のはらわた」を髣髴とさせるように、これでもかと見るものを攻め立ててくる。

映像の質感までも「死霊のはらわた」に似ているように感じたのは自分だけだろうか。

引いた目で見れば普通ではありえないような応酬がないわけでもないが、見るものにほっとする間を与えず、最後の最後まで迫力で圧倒する。

ストーリーのバックボーンもきちんと描かれていて最後のオチも上手さが光る。

ただ、「死霊のはらわた」シリーズ、「スパイダー・マン」シリーズとサム・ライミ作品には必ず出ていたブルース・キャンベルが今回は出ていなかったのは、ちょっと残念だった。


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沈まぬ太陽 ★★★☆☆

途中10分の休憩を含む3時間20分の大作である。

でありながら、ドラマは今ひとつ深みがなく、大河テレビドラマのダイジェスト版のような印象が残る。

映画を見ながら原作はもっと詳しく描いているんだろうなと考えてしまうほど表層的な描写にとどまっていたように感じた。

航空会社から見た飛行機事故の惨劇に関するシークエンスも、同じ事故を描いた「クライマーズ・ハイ」の足元にも及ばない。

飛行機関係ということで「クライマーズ・ハイ」と無意識のうちに比較してしまうが、社内の人間ドラマも同じく迫力不足な感が否めない。

登場人物の人間関係とともに葛藤や苦悩をもっと掘り下げても良かったんじゃないだろうか。

原作の評判のよさからすればこんなはずじゃないと思うのだが。

長大な物語を一つの映画としてまとめ上げたところに敬意を表して★3つ。


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パイレーツ・ロック ★★☆☆☆

60年代、ポップ・ミュージックを1日45分しか流さなかったBBSラジオに対して、24時間ロックをかけ続けた海賊ラジオ局の物語。

ただ、自分としては今ひとつノリきれなかった。

この映画の音楽は自分聞いていた時代のものより一世代前に当たるからかもしれない。

映画で使われているギャグもいかにもイギリスっぽくて薄笑いの連続。

登場人物はみな個性的な設定だが、今ひとつパンチがない。

絵の撮り方を見ていると結構お金を使っている映画ということは分かるが、ストーリー展開はメリハリなく緩慢な印象だった。

途中、映画を見ながら、あ~早く面白くなってくれないかなあなどと考えてしまっていたが、叶わずじまい。

それにしても、ラストに流れる歌がなんで'82年発表デビッド・ボウイの「Let's Dance」なんだろうか。


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マイケル・ジャクソン THIS IS IT ★★★*☆

20年以上昔のこと、私はあまり乗り気でなかったのだが、友人に誘われて彼のコンサートに行ったことがある。

その友人の作ったマイケルのヒット曲集のテープを予習に聴いてである。

実際のところ、彼のコンサートはぶっ飛ぶほどすばらしかった!!!!!

この映画「THIS IS IT」の予告編を見てそのときの感動が蘇った自分としては、二週間の限定公開と聞いて早速見に行ったのであった。

ただ、あくまでもライブ・ドキュメンタリではなく、ライブ・メイキング・ドキュメンタリである。

当然のことながら本番の映像はなく、マイケル本人も本番の声量で歌うことはない。

しかしながら、もし、このライブが行われてライブDVDが発売されていたとしたら、ボーナス映像にもおそらく使われていなかったであろう映像はたくさん含まれている。

音作り、間のとりかたなど執拗に完璧を求めたり、スタッフに彼独特の表現で注文をつけたりと人としての彼の姿が垣間見れる。

マイケルの大ファンとはいえない自分ではあるが、それでもこの映画を見て、マイケルはKING OF POPの名に恥じない存在だと再認識した次第である。


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REC2 ★★*☆☆

一作目ではイラだってくるほどの恐怖感を覚えたこともあって、期待をして見に行った。

そもそもオリジナリティは希薄なシリーズだけれど、ジェットコースターに乗るような楽しみを期待していたのだが、今回は期待はずれ。

「ゾンビ」と「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の映画が今回は「エクソシスト」と「貞子」の映画になっていた。

字幕の翻訳のせいかもしれないが、セリフのやり取りも変な違和感を覚えるところがあった。

途中出てくるガキどもは腹がたつほどバカヤロウどもで、映画の流れ自体もこれで中途半端に止まってしまった。

続編を作るにあたり、それだけネタ不足だったともいえる。

でも、映画の終わり方から察するに3作目もあるんだろうな。


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