クライマーズ・ハイ ★★★*☆

これは日航機墜落事故そのものを描くサスペンスではなく、あくまでも地方新聞社を舞台にした企業戦士ものである。

男の嫉妬、プライドをこれでもかと見せ付ける迫力ある人間ドラマが俳優陣の迫真の演技と相まって見事な出来に仕上がっている。

一地方紙の地元で起きた史上最大にして最悪の航空事故に翻弄されると同時に果敢に立ち向かう記者たちの熱い想いもその俳優陣によってこれでもかと伝わってくる。

原作作者の実体験を基にしているだけに、リアリティのある組織内の動きや事故への対応が非常に印象的だ。

ただ、ラストが中途半端と思うのは私だけではあるまい。


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Category: 映画

みなとみらい

をちょっとドライブ。

写真は建設中の日産自動車新本社ビル。

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Category: 日常の発見

崖の上のポニョ ★★*☆☆

一度聞いただけで思わず口ずさんでしまう主題歌が印象的な宮崎アニメの新作。

最近の宮崎作品はエスニックな匂いやメッセージ性があって、ディズニーアニメにはないような苦味が特徴的だったが、本作品は素直なファンタジーになっている。

特に前半のファンタジー世界は宮崎アニメの真骨頂と言ったところだが、終盤、ポニョが眠りに落ちるのと同時に映画は急に尻すぼみ。

最後はあっという間にエンディング。

あっけにとられるほどの展開は驚かずにはいられない。どうしちゃったんだろう。

101分の作品だが、後20分は使って丁寧に描きこんでほしかった。

また、色鉛筆で描いた背景は見る人によって好みが分かれるかも。

アニメーションの作画も時々崩れるのは「ゲド戦記」が頭をよぎり、ヤな感じ。


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東京スカイツリー

6月以降忙しくて気にしなかったけど、新東京タワーの名称がとっくに決定していたようですな。

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テーマ: 東京23区 | ジャンル: 地域情報

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告発のとき ★★★☆☆

戦争開始直後はイケイケドンドンで周りを見ることなく戦争の正当性を訴えるような映画が乱発されていたが、イラク問題が長引き、最近はアメリカ自己批判映画ばかりになってきた。

本作品も、イラクから戻った息子が隊を無断で離脱し焼死体で発見されるが、元軍警察にいた父親は事件の解明を行うという事実に基づいた話が中心に描かれる。

また、映画のあちこちでアメリカ社会の苦しみ表すモチーフが散見される。

展開は後半以降ダレダレで最後は今ひとつしまらなかったのが残念。

他の映画で準主役級を演じている役者が大勢端役で出演している。
これは見ていてなかなか楽しい。
(ジェイソン・パトリック「スピード2」、ジェームズ・フランコ「スパイダーマン」、ジョシュ・ブローリン「ノー・カントリー」)


原題は「In The Valley Of Elah」。
旧約聖書にあるイスラエル軍とペリシテ軍の戦いでダビデがをゴリアテを破った場所のことである。

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スピード・レーサー ★★★☆☆

日本アニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化とのことだが、ここまでCGで塗り固められるとちょっと違うような気もしてくる。

そのせいか、レースシーンはスターウォーズ「ファントム・メナス」のポッド・レースが頭をよぎった。

でも、そんなこともきらびやかな画面のスピード感が打ち消してくれる。

弟とチンパンジーの名コンビもいい味を出している。

「マッハGoGoGo」のテーマ曲も懐かしい。

ただ、途中、中だるみがあったのは残念だった。

これはノれるかノれないかの差と言うことで、自分は今ひとつノりきれなかったんだろうと思う。

なかなか手の込んだいい作品だと思うんだけどね。


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JUNO/ジュノ ★★★★☆

よかった。

別段変わったテーマを扱っているわけではないけれど、脚本と演出がすばらしい映画に仕上げている。

気の利いたセリフの言い回しがお見事。

惜しむらくはそのほとんどを早口の英語でしゃべっているので、全てきちんと字幕に翻訳されているわけではない点。

英語が少しでもできる人なら、字幕を忘れてセリフに耳を傾けることをお勧めする。

娘の判断を尊重してサポートに回る家族の深い愛情に心を打たれる。

最後まで朴訥なままの彼に対しての愛情の表現も何ともいえず響いてくる。


アカデミー賞脚本賞受賞作品。


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Too Shy, Shy...


ドッグランに行ったはいいけど、慣れてしまったのか走ることはなく横で座っているばかり。




ということで、外の公園に散歩に出てみた。









噴水の近くでは自ら縁に飛び上がって積極的じゃないですか。










その近くではドラムを演奏する人たちとその周りで踊る人々。












ドラムの音にびびって結局足の間から出て来ようとしないジャスミン。



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ザ・マジックアワー ★★*☆☆

フジテレビの製作映画だし、どうせ宣伝だけでくだらないだろうと期待せずに見に行った。

期待せずに見に行ったのがよかったのかそれほどがっかりせずに済んだ。

それでもラストのオチはちょっと無理っぽい上にありきたり。



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イースタン・プロミス ★★★*☆

イギリスを舞台にしたロシアン・マフィアの物語。

最初から最後まで一貫して濃密な画面作りは自分好みでそれだけでわくわくする。

緊迫感あふれるサウナでの決闘シーンをはじめ、テレビではありえない映画ならではの表現の連続だ。

主演のヴィゴ・モーテンセン は「ロード・オブ・サ・リング」シリース以来パッとしなかったが、今回はロシア訛りの英語で渋く決めている。

彼はこの作品で初のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。

共演のナオミ・ワッツやヴァンサン・カッセルもそれぞれの個性を見事に表現して
すばらしい。

ただ、惜しむらくはラスト。

これって辻褄があってないんじゃないだろうか。

それまでがよかっただけに残念だった。


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