8月、9月と猛烈に忙しく、先週に入ってからようやく一段落ついた。
休暇もとって休養も十分なはずなのに、なんだか疲れが抜けきれない。
来週から上期決算で忙しくなるというのに。
そこで、巷で話題のにんにく注射を打ってもらうことにした。
最近はいろんな病院で打ってくれる様だが、にんにく注射で一番有名な六本木のクリニックへ。
都心の個人開業のお医者さんということで小さな町医者をイメージしていたのだが、結構洗練された感じの綺麗な所だった。
今回初めてということで、内科の先生の問診からスタート。
「にんにく注射」といっても実際はビタミンB群主体の注射で、普通に摂取していれば何も打つ必要はないとのこと。
言われてみれば、そりゃそうだ。
自分もにんにく注射にある意味万能感を抱いていたが、そうではないと心の中で諌める。
別料金でビタミンCも入れることが出来ると言われたが、今回は遠慮してスタンダード・タイプにしておいた。
問診を終わると、もうひとつ別の診察室の待合室へ。
そこは洒落たレストランの待合室のような雰囲気。ここだけ見てると病院とは思えない。
自分より後に来た人がどんどん診察室へ入っていく中で、なかなか自分の名前は呼ばれない。
初診は後回しなんだろうかなどと思っていると、その人たちは診察を終えて帰っていってしまった。
さらに暫くして、ようやく看護婦さんの呼ぶ声が。
いそいそと診察室へ入っていくと今度は誰もいない?!
すると、奥から院長先生らしき人が笑顔で登場。
院長先生自ら打ってくれるのか?などと思っていると、院長先生の後ろに続いてキムタク登場。
一瞬固まってしまい、看護婦さんが奥から顔を出して「そちらにお掛けください。」という声も上の空で聞いて着席。
キムタクは微熱があって調子が悪いみたいだった。(病院で出くわすんだから元気がないのは当たり前だが。)
二人の会話を横で所在なく聞いている自分はなんか妙な感じだったが、やがて、院長先生と別室のほうへ消えて行った。
で、看護婦さんによるにんにく注射である。(やっぱり!)
にんにくのにおいがあるのと無いのとどちらにするかと聞かれたので、会社で働く身として無い方を選択。
製剤会社が違うだけで効果は同じらしい。においがする方が効果を実感できるからにおいありのほうを選ぶ人も結構いるそうだ。(匂いが消えるまで1日かかるらしい。)
実際打ち始めて間もなく鼻の奥と喉ににんにくとは違うが何かうっすらと匂いが漂い始めた。
においありはこれがもっとにんにくっぽい強烈なものなんだろうな。
スタンダード・タイプとはいえ、にんにく50個分のビタミンB群だ。効果は10日から2週間ほど続くらしい。
今の時点では特にこれといった効果は自覚できないが、もうちょっと様子を見ていこうと思う。
平石クリニック